761:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 00:08:11.17 ID:TVHafHan0
卯月「凛ちゃん、これなんですか?」
黒い剣の柄を両手でもちながら首をかしげる卯月。
凛「これは伸縮自在の剣。ガンツの道具の一つ」
二人には以前に少し説明はしたけど、実際に見せるのも触らせるのも初めてだ。
未央「これが……」
卯月「け、剣、ですか……」
二人ともこれが武器だとわかってゴクリと喉を鳴らして黒い柄を見る。
凛「柄にスイッチがあるでしょ? それを押すと刃が延びるから、試してもらえるかな?」
二人とも頷き恐る恐ると言った感じで剣の刃を伸ばした。
凛「そうそう、それくらいで大丈夫」
剣の長さは1メートルくらい伸ばしてもらって止める。
凛「それじゃ、二人ともそれで木を斬っていこうか」
未央「へ?」
卯月「こ、これでですか?」
凛「うん。かなり斬れ味はいいからこれくらいの木なら簡単に斬ることができるよ」
私は見本を見せるように、剣を伸ばし横に凪ぐようにして木を斬り飛ばす。
未央「うわ……」
卯月「こんなに大きな木が……」
10メートル近い木が地面に落ちズズンと地響きを起こす。
凛「こんな感じで二人にも木を斬ってもらおうと思ってるんけど。どう? できそうかな?」
未央「ど、どうだろう?」
卯月「う〜ん……」
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