762:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 00:09:00.50 ID:TVHafHan0
二人は木を見たあとに、手の剣を見て首をかしげている。
本当に自分が木を斬る事ができるのかと疑問に考えているのかもしれない。
そう考えてくれているなら私の目論見は成功した事になる。
この剣は、この場では武器ではなく、木を斬るための道具。
そう思いこんでくれることが重要。
武器と考えずに、武器を使ってくれるようになってくれることが重要。
念のために確認をしておかないと。
凛「どうしたの? 難しい顔して」
未央「え? いやぁ……本当に切れるのかなって思って……」
凛「大丈夫、私が斬って見せたでしょ?」
卯月「は、はい。それでもこんなに大きな木を……」
よし、二人とも木を斬るという事に意識を持っていってくれた。
おかげでさっきまで恐る恐ると言った形で持っていた剣に対しても今はそこまで抵抗なく持っている。
このまま曖昧な状態で剣を使ってもらうためにも……。
凛「それじゃあ、一緒にやってみようか」
未央「え?」
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