875:名無しNIPPER[saga]
2016/11/07(月) 02:38:55.79 ID:420g/KG10
武田「俺は武田彪馬。俺達も何が起きているのかは……ただ、俺たちの姿が一般人にも見えるという事と、それに対して爆弾は作動しないこと……そして、今回制限時間が無くなっていることくらいしか分からない」
凛「……姿が。それに時間制限も無くなっている?」
武田「ああ」
以前にクリアボーナスで制限時間と制限範囲を解除されている凛は制限時間がなくなった事に対しては特に気を止めなかったが、自分たちの姿が見えているという事に考え込んでしまう。
凛(一体どういう事なの? ガンツが私達の姿を見えるようにしたっていうの? でも、何の為に……)
そこで、あの男、ちょび髭という男の存在を思い出す。
凛(……まさかあの男、ガンツの制御に成功してミッションも自由に操れるようにした? ……確証が無いけど、可能性としては……無いとは言えない)
そうやって考え込んでいると、長髪の男が凛に再び問いかけてくる。
武田「ところで、……君は一体何者なんだ? そッちの二人……も?」
卯月と未央を見る長髪の男が何かに気付いたように、二人に問いかけ始めた。
武田「……もしかして、ニュージェネの二人? 島村卯月さんと本田未央さん?」
卯月「えっ? は、はい。そうです」
未央「えっと……そうです」
いきなり話を振られて驚く二人だったが、男達は二人がアイドルのニュージェネレーションズの二人だと分かって沸き立つ。
「うおッ! マジだ! ニュージェネの二人だッ!!」
「やッば、マジカワイイ……」
「すッげ、生アイドル……可愛い……」
卯月「えっ? あっ、あの、その……」
未央「えーっと、私達のファンの皆さんですか?」
「あッ! 俺、俺ファン! CD買ったし、ライブも行ッた!」
顔を赤くしながら手を上げた男に、卯月と未央は顔を見合わせて。
卯月・未央「ありがとうございますっ! これからも私達の応援宜しくお願いしますっ!」
満面の笑顔で男達に感謝の言葉を送る。
「……あ、俺終わった。心臓握りつぶされたよ」
「……俺、レイカのファンだッたけど、これからはニュージェネのファンになるわ……」
「……星人に殺される前に、殺されちまッた。つーか反則だろその笑顔……」
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