876:名無しNIPPER[saga]
2016/11/07(月) 02:39:32.28 ID:420g/KG10
呆れながらそのやり取りを見ている凛は、同じくそのやり取りを少し笑いながら見ている長髪の男に問われた内容の答えを返す。
凛「えっと、私は……渋谷凛。多分あなた達とは別のガンツチームの人間」
武田「ガンツ? ……ああ、もしかして黒球のことか。しかし、別のチーム……あの黒球は他にもあるという事か?」
ぶつぶつと呟きながら考えている武田。
凛はこの男達がガンツについてそこまで知らないと判断し、別の問いを始める。
凛「あなた達は一体どこのチームの人間なの?」
武田「ん? 俺たちは神奈川でいつもあの理不尽な狩りをさせられているが、ここは確かに池袋……今まで神奈川から出た事はなかッたんだが……どういうことだ?」
凛(神奈川……)
凛「あなた達はここにいる4人で全員?」
武田「いや、もう4人いる。だが今回敵の数が多かッたから、分かれて行動しているんだが……嫌な予感がするな……」
武田「そういう君達は3人なのか?」
凛「私達は後8人と新規メンバーで……合計16人かな……」
武田「結構な大所帯だな。……ニュージェネの二人がいるという事は、君達は東京の黒球で狩りをしているという事か?」
凛「そうだよ」
武田「……なら、今回は俺達は君達のテリトリーに何故か呼ばれたという事だな……本当にどうなッてるんだ……」
凛(……この人、話が早いし頭も回る……敵では無さそうだから安心できるけど……)
そうしているうちに、付近で声が聞こえてくる。
玄野「なッ!? なん、だッ!? コレ!?」
鈴木「く、玄野クン!? これは一体!?」
玄野「わ、ワカんねーけど、油断するなよおっちゃん!!」
凛(玄野たちも転送されてきたみたいだね)
武田「……彼等も君達のチームの仲間という訳かな?」
凛「そういう事」
凛は転送されてきた玄野に声をかけ、全員が転送されてくるのを待ち玄野たちと武田たちを引き合わせた。
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