935:名無しNIPPER[saga]
2016/11/12(土) 20:00:04.22 ID:N9bfIXvc0
 数分間攻撃を続けていた、凛と加蓮。 
  
 最初はそれぞれが好きなように攻撃を行っていたが、途中から凛と加蓮は息を合わせるようにお互いの攻撃を合わせ始めていた。 
  
 男の肉片が無くなった後、お互い背中を合わせて周囲を破壊し始める。 
  
 全方位をZガンの重力砲で、掌からの閃光で、黒球からの閃光を使って二人の十数メートル範囲の空間は立ち入ったものを消し飛ばす破壊の嵐が巻き起こっていた。 
  
 卯月「あわわわ……」 
  
 未央「お、おーい、二人ともー、もう大丈夫なんじゃないのー?」 
  
 奈緒「加蓮!! 落ち着けって!! もう敵の反応消えたぞ!!」 
  
 空に浮かぶ3人はその様子を冷や汗を垂らしながら見て、奈緒が手元のレーダーでさっきまであった大きな光点が消え去ったのを確認して二人に叫ぶ。 
  
 その声を聞いて、漸く二人は攻撃を止めて、3人を見上げる。 
  
 凛「ふうっ……ふうっ……終わった……? でも……」 
  
 加蓮「確かに反応は消えた……けど……」 
  
 近づいてこようとする3人を凛と加蓮は手で制して、お互い周囲を警戒する。 
  
 凛「……さっきの奴は殺れたけど……まだ何かいる……」 
  
 加蓮「……やっぱりそう思う? いるよね、多分あれよりヤバいの」 
  
 凛は最初に転送されたときに感じたあの感覚が収まらず、まだ敵が、さっきの85点の敵よりも強いであろう敵が残っていることを感じていた。 
  
 それは加蓮も同じで、今回のミッションは今まで倒してきた敵とは別格の敵がいる事を感じていた。 
  
 凛「……まさか、今回のボスは」 
  
 加蓮「……100点かもね」 
  
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