975:名無しNIPPER[saga]
2016/11/14(月) 01:51:39.77 ID:/wwqY5m20
炎人間の身体が大きく膨れ上がり数メートルほどの炎となり吉川に襲い掛かった。
その炎を吉川は両手の剣を地面に突き刺したまま、ただ見続けている。
炎が近づいてきても吉川は動かない。
炎が動かない吉川を飲み込もうとさらに大きく広がり吉川の体を包み込もうとしたその瞬間。
吉川が持っている2本の剣が急激に伸び、その剣を持った吉川は押し出されるように後方に移動する。
伸縮自在の剣を使った無茶な移動方法。
炎人間は消えた目標を追撃しようとするが、炎人間の視界に入る雨の形が押しつぶされるように変化したと共に、炎人間は重力の圧に押しつぶされ、その形を崩し炎は四方に飛び散った。
玄野「よしッ!! いッたぞ!!」
武田「Zガンは効果がある!! このまま全ての炎を潰すぞ!!」
玄野と武田がZガンの乱射を始めた。
そこにたどり着いたのは和泉。
和泉はZガンを乱射しながら炎を潰しつくす玄野と武田、そして肩膝を付いて炎の様子を見る吉川を目にして一歩出遅れてしまったのだと歯軋りをする。
和泉「クソッ!!」
そこに凛と加蓮、そして残りの東京チームと神奈川チームも追いついた。
凛「これは……」
加蓮「一歩遅かったみたいだね」
玄野と武田がZガンで辺りを潰しつくしている姿を見て凛と加蓮も戦いが終盤に差し掛かっているものだと考えた。
和泉はその凛と加蓮の姿を見て眉間に皺を寄せて別の場所に移動をし始めた。
その場所は最初に戦っていた公園。
炎はほぼほぼ鎮火し、そこで和泉は目当てのものを見つけるとそれを拾い、透明化を行い姿を消した。
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