984:名無しNIPPER[saga]
2016/11/14(月) 01:59:08.12 ID:/wwqY5m20
吉川「やッた……」
加蓮「倒した……」
凛「…………」
大男の死体の付近にいた3人は完全に大男が死んだ事を確認し漸く息をついた。
何一つ通じなかった攻撃が、最後には全ての攻撃が通って倒すことが出来た。
吉川は大の字になり寝転がって荒い息をつき始める。
加蓮と凛はまだ警戒をしながら大男の死体を見続けている。
加蓮「……本当に、倒せたの?」
凛「…………」
二人とも何かを感じ取っているのか顔色が優れない。
完全に倒したはずだが、あの感覚が、敵の気配が消えない。
むしろ大きくなっている。
3人に東京チームと神奈川チームが近づく。
先頭の玄野も凛や加蓮と同じ顔をして近づいてくる。
玄野「……倒したのか?」
凛「…………わからない」
玄野「どういう意味だ?」
凛「まだ、何かいる」
凛がそう言った瞬間、上空の雷雲が轟き、付近に雷が落ちた。
その雷は一度ではなく、数度、近くで落ち、遠くで落ち、十数回雷鳴が戦場に鳴り響き漸くおさまった。
凛の全身が震え始める。
凛だけではなかった、全員が同じような状態になっている。
1002Res/774.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。