過去ログ - 緒方智絵里「お茶とお菓子と妖精さんと」
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16: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/09/07(水) 19:32:37.98 ID:9SBqwW9h0

 もうパタパタというよりも、トボトボといった様子で歩く彼女の姿が見えなくなると、
 俺は自分の机の引き出しを開け、中に入っていたある物を机の上に取り出した。


「おーい、智絵里」


 そうして給湯室に向けて声をかけると、ややあって智絵里が、
 警戒したように「なんでしょう?」とその顔を覗かせる


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