過去ログ - 澪「シンクロナイズドドリーミング」
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18:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/09(金) 16:19:06.18 ID:ROM1DOs8o
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しかし、そんな私の決意に反して、汚名返上の機会は全く訪れなかった。
さわ子先生との特訓という名目で、唯は放課後は部室に来ずに先生の家へ直行しているからだ。
唯と私はクラスも違うため、部活という接点が無くなると話す時間も機会も激減する。
黒唯にも何も報告できない日が続き、彼女自身もつまらなそうにしていたが・・・学園祭という一世一代の舞台の為だ、仕方ない。
黒唯「そう自分に言い聞かせてるんじゃないの?」
澪「・・・まあ、そんな面もあるかもしれないかもしれない」
黒唯「メールくらいしてみてもいいんじゃない? がんばれー、って」
澪「・・・それもそうか」
そんなアドバイスを受け、私は翌日の夕方、唯にメールを送った。
私の歌詞に唯の歌声が乗るのを楽しみにしてる、とか、そんな感じの文面で。
ほんの少しでもいい、このメールが頑張る唯のやる気の支えになればいいんだけど。
・・・特訓が始まって明日で一週間、か。早いなぁ。
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さわ子「練習させすぎちゃった☆」
唯「声枯れちゃった☆」ハスキー
律「カワイコぶってもダメだー!」
一週間ぶりに会えた唯は、とんでもないハプニングを持ち込んで(持ち帰って)きた。
唯「いやぁ、澪ちゃんの作詞と期待に応えようとがんばりすぎちゃった☆」
しかも原因の一端は私がメールでやる気出させたせい!?
紬「そんな、じゃあボーカルは・・・」
和「変更するなら今日中よ?」
律「えっ、そうなのか!? だとすると・・・」
そんなこんなで代役を立てる訳になったのだが、誰になったんだったっけ。
誰かは知らないが生徒達の前で歌わなくちゃいけないなんて緊張するだろうな。がんばれー。
紬「頑張ってね、澪ちゃん」
唯「ハスキー唯からもお願い〜」
・・・あっ、私か。
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