過去ログ - 澪「シンクロナイズドドリーミング」
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40:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/09(金) 16:58:54.64 ID:ROM1DOs8o
律「甘いな澪、他にも・・・」
そう言って写真をズラすと、後ろから出てきた二枚目、三枚目の写真には確かに、確かに見られてはヤバそうなものがチラリと!
さすがにあれは唯達に見られたらマズい。っていうか唯に見られたくない!
そんな一心で写真を持つ律の手を掴むが、写真本体をなかなか離してくれない。
唯「どれどれ〜」
澪「の、覗こうとするなぁっ!」
興味を持たれてるのは嬉しいような気がしないでもないけど、見られたくないものは見られたくない。
律との引っ張り合いは拮抗状態が続いていて、唯に覗かれるのも時間の問題・・・だったが、そこでムギがタイミングよく助け舟を出してくれた。
紬「ゆ、唯ちゃんのおうちは?」
唯「あ、別にいいよ」
律「お、やった〜」
あ、写真離した。
ありがたや、ムギ。本当に助かった・・・後はこれがデジカメで撮ったものでない事を祈るだけだ。
クリスマス会の会場の話も唯の家で何も問題はないとの事で、ついでに当日はプレゼント交換をしようと決め、まるで子供のように楽しみにするムギにほっこりしながら下校となった。
すると、校門の所で偶然にも和さんと出会い、その姿を認めた唯が近寄っていった後に律も近づき、クリスマス会に誘っていた。
もちろん、和さんを誘う事に私としても異論はない。
律「人数増えたほうが、使えるお金も増えるし・・・」
澪「それをどうする気だ」
紬「あ、あはは・・・」
確かにチラシには会費1000円とあったけど、実際のところどうするんだろう、これは。
律「まあ、料理を準備してくれる憂ちゃんに渡すのが妥当かなあ。材料費って言って」
澪「・・・なんだ、意外にもちゃんと人道的な使い道を考えてるのか」
律「私を何だと思ってるんだ!?」
澪「てっきり会費1000円って書いてみたかっただけかと思ってた」
律「それもある」
澪「あるんかい・・・」
唯「うーん、でも憂は受け取るかなぁ、それ・・・」
和「そうねぇ、そういうの遠慮する子よね」
紬「でもお世話になりっぱなしっていうのも悪いし・・・」
和「ま、せっかくお呼ばれしたんだし、私からも説得してみるわ」
唯「わーい、和ちゃん頼もしい!」
和「あんたも一緒にやるのよ」
唯「ええっ!? 自信ないよぉ〜」
そんな会話をしながら五人で歩いていたら、すぐに解散地点に辿り着く。
解散というか、いつもはここで私と律、唯とムギの二手に別れるのだ。今日は和さんが唯の方に加わるけど。
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