13: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/09(金) 21:13:01.71 ID:H+pXaKGC0
カチューシャ「なにか申し開きがあるなら、言ってみなさい」
アリサ「……敵の動きが予想以上に早く、対応しきれませんでした」
カチューシャ「……戦いは時の運。江東水軍に歯が立たなかったことについてはまあ許してあげてもいいわ。でも、湖に迷い込んだことはどう説明するの?」
14: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/09(金) 21:16:16.32 ID:H+pXaKGC0
――江東水軍本拠地・柴桑――
杏「いやー、さすがは江東水軍。最強の名に恥じない強さだね」
みほ「ええ。まさかここまでの強さだとは……、正直、驚きです」
15: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/09(金) 21:16:46.45 ID:H+pXaKGC0
杏「え?だけど、水戦の戦略でしょ?大洗軍は水戦の手伝いはできないよ?」
エリカ「何を言ってるの!同盟軍なんだから、あなたたちの意見も聞くのは当然じゃない!ほら、行くわよ!」
みほ「ええ、行きましょう」
16: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/09(金) 21:20:36.52 ID:H+pXaKGC0
エリカ「緒戦はものにしたとはいえ、カチューシャ軍は大軍よ。これぐらいの損害じゃ全く効いてないわ」
まほ「ああ……すぐに体勢を立て直して……いや、体勢を崩せたかどうかも怪しいな」
小梅「敵はこちらの上流に位置しています。それにこの季節、こちらは常に風下に立つことになります」
17: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/09(金) 21:23:11.34 ID:H+pXaKGC0
まほ「なるほど……、20万の陣か」
小梅「そうなると、場所の候補は限られてきますね」
エリカ「鳥林(うりん)か、陸口(りくこう)」
18: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/09(金) 21:24:36.91 ID:H+pXaKGC0
――カチューシャ軍総旗艦――
カチューシャ「見なさい!これがカチューシャ戦術の粋を集めた、最強の陣形よ!」
ノンナ「これは……驚きました。まさか、これほどの陣をお築きになるとは」
19: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/09(金) 21:25:32.15 ID:H+pXaKGC0
――江東軍本陣――
エリカ「ああもう!なんなのよあの陣は!あんなのを築かれたら、こっちは手出しのしようがないじゃない!」
エリカ(それに、長期戦を続けるにはこっちの物資も心もとないし……)
20: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/09(金) 21:26:39.81 ID:H+pXaKGC0
みほ「エリカさん、私もこの戦いが始まってから、お姉ちゃんに水戦について少しずつ教わっているんです」
エリカ「へえ、そうなの。……感心なことね」
みほ「ありがとうございます。それで、ちょっと思ったことがあるので、水戦のプロであるエリカさんに聞いていただきたいのですけど」
21: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/09(金) 21:28:25.82 ID:H+pXaKGC0
エリカ「……!隊長から聞いたの?」
みほ「いえ、言ってみただけです」
エリカ「カマをかけたってわけね。……その通りよ」
22: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/09(金) 21:31:08.65 ID:H+pXaKGC0
まほ「話はついた?」
みほ「はい。こんなこともあろうかと、いろいろやっておきましたから」
まほ「いったい何をしたの」
23: ◆8DlJds//22[saga]
2016/09/09(金) 21:32:25.58 ID:H+pXaKGC0
まほ「まさか、みほが大洗軍の軍師になるとは、驚いたわ」
みほ「うん。自分でも少し驚いてる。会長が直接登用しに来てくれたのもあるけど……やっぱり、どこかで自分の力を試してみたかったのかな」
まほ「そう……昔はやんちゃだったみほが、軍師の道を選ぶなんて」
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