過去ログ - 姫川友紀「好きって気持ち、少しまえ」
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31: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:25:22.45 ID:Gp4ENr9z0

 そして仕事が始まった。

 とはいえ、やっぱり日にちが違うせいか、お店側も準備がかなり手間取ってるみたい。

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32: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:26:56.54 ID:Gp4ENr9z0

 焦っているのは撮影会社のスタッフさんだけじゃなかった。

 あたしはスタッフの合間にいるプロデューサーに目をやる。

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33: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:28:21.59 ID:Gp4ENr9z0


 誕生日だというのに、なんだか全部が噛み合わない。

 エースが好投して打線もヒットがたくさん出てるのに、得点圏で全然打てない感じ。
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34: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:30:43.52 ID:Gp4ENr9z0


――


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35: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:32:22.08 ID:Gp4ENr9z0

「映像とナレーションだけで紹介することもできますよね」

「それもできますけど、こっちとしてもイチオシのお店なんで、やっぱり友紀さんに直接お願いしたいのですけど」

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36: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:33:39.87 ID:Gp4ENr9z0


「遅くなってなにか困ることでもあるの?」


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37: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:34:34.06 ID:Gp4ENr9z0


「気にしなくたっていいよ」


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38: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:36:54.20 ID:Gp4ENr9z0


 ハッとなる。無意識に声を荒げていた。

 自分でもびっくりして、プロデューサーに顔を見た。
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39: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:38:33.49 ID:Gp4ENr9z0


 それから、待ち時間は商店街の一角にあったコーヒーチェーンで過ごした。

 ほとんどプロデューサーと会話をすることはなかった。
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40: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:41:34.73 ID:Gp4ENr9z0

 写真ではもう見てたけど、実物だとより素敵だった。

 気持ちを伝えたくなって、奥の工房で一人準備を進めていた店主の元に行く。

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41: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:43:07.04 ID:Gp4ENr9z0


 やがて撮影が始まった。店内での簡単な紹介の後に、アクセサリーを作っている工程を実演してもらった。

 真剣な眼差しで仕事に向かう姿に、あたしも見とれてしまった。
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