過去ログ - 【デレマスSS】あなたの温度【藤原肇】
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22:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/16(金) 00:01:28.72 ID:k9lsX6G10
真っ赤になりながら伝えたお願いは、あっさり受け入れてもらえた。

「珍しいな、肇がそんな風に甘えてくれるのは。よし、分かった!」

お盆に乗せたおかゆをレンゲで軽くかき混ぜてくれるPさん。
以下略



23:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/16(金) 00:02:22.64 ID:k9lsX6G10
Pさんが片づけをしてくれている間に薬を飲んで、歯を磨き、また布団に横になる。

もう少しだけPさんは傍に居てくれるみたい、この際なので甘えさせてもらう。

「ごちそうさまでした、さっきはからかってしまってごめんなさい」
以下略



24:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/16(金) 00:02:57.99 ID:k9lsX6G10
Pさんと話していると、お昼に芳乃ちゃんがお見舞いに来てくれた時の話題になった。

「それでですね、芳乃ちゃんは凄くナイフ捌きが綺麗で…」

もちろん“あーん”の件については伏せておく。
以下略



25:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/16(金) 00:04:03.32 ID:k9lsX6G10
「そうだなぁ、じゃあ俺もそれに倣おうか。何かしてほしいことはないか?」

そう言われた時、思い浮かんだのは実家で寝込んだ時のことだった。

「…手を、握ってくれませんか?」
以下略



26:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/16(金) 00:04:43.72 ID:k9lsX6G10
………………………

「…スー………スー…」

「…寝たかな?左手はいいとして、右手は起こさずに外せるかなこれ(小声)」
以下略



27:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/16(金) 00:05:37.38 ID:k9lsX6G10
「…ふぁ…あれ、暗い…電気つけなきゃ」

爽快な目覚めなのに、部屋は真っ暗。電気をつけて、時計を見ると3時過ぎ。

どうやらPさんにお願いをきいてもらった後、すぐに眠ってしまったようだ。
以下略



28:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/16(金) 00:06:24.95 ID:k9lsX6G10
『肇へ

 寝ているのを起こすのも忍びなかったので、こっそり帰ります。

 プロデューサーはCoolに去るぜ!なんてな。
以下略



29:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/16(金) 00:07:06.73 ID:k9lsX6G10
メモをそっと折りたたみ、引き出しにしまう。

このサイズの本なら朝まで読むのにちょうど良さそうだ。

文香さんのチョイスならば面白いことは間違いないだろう。
以下略



30:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/16(金) 00:08:46.31 ID:k9lsX6G10
前回に比べ4倍くらい長くなってしまいました…読んでくださりありがとうございました。

こんなにかわいい肇さんに声がないバグを早く修正してもらわないと…


31:名無しNIPPER[sage]
2016/09/22(木) 00:48:30.05 ID:xOXLzBuz0
すごく今さらだけど乙、改行入ってからは読みやすくて良かったよ。
肇ちゃんに声がついていない不具合は今年中に解消されることを祈ってる。


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