過去ログ - 【デレマスSS】あなたの温度【藤原肇】
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/15(木) 23:47:51.92 ID:IDZYafcJ0
1時間ほどお喋りをして、そろそろぷち女子会もお開きかな、というタイミングで、芳乃ちゃんは爆弾を放り込んできた。
「なるほどー、今は体の調子を崩してはおりますがー、最近そなたを悩ませていたことは解決したようでー」
思わず硬直してしまう。
確かについ先週まで思い悩んでいたことがあった。
「…えっと、もしかして私って、物凄く分かりやすかったりするのかな?」
おじいちゃんやPさんが鋭いのではなく、私が単純すぎるのだろうか、あるいは実は私はサトラレだったのかも、でもそうなると秘めているはずの想いまで周りには筒抜けの可能性すら、っていや違う今の問題はそこじゃない。
「いえいえー、そなたに限りませずー、ばば様の教えにて皆々の悩みというものに敏感ゆえー。それにわたくしの趣味でもごさいますればー」
「あ、そっか、悩み事解決…」
石ころ集めと失せ物探し、悩み事解決が趣味なんだよね。
私が言うのもなんだけど、渋い趣味だと思う。
「解決したのでしたら何よりでしてー。もしもまた何か悩めることがありましたらー、その折にはわたくしにも話してもらえればー」
「心配かけちゃってごめんね。うん、次に何かあったら、相談させてもらおうかな」
「はいー、そなたに頼ってもらえるのはー、とても喜ばしき事ですのでー」
そう言って芳乃ちゃんはふんわりと笑った。


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