過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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◆Y.lj54HWGU
[sage saga]
2016/11/11(金) 01:45:46.41 ID:4zXbpoyPo
4/10
……
…
「おーい、東横さん」
「な、なんっすか。つーか誰っすか」
講座が終わったと同時に話しかけられた。
こっちは金髪の彼のことを少し知っているが、そんな素振りは見せないように受け答えをする。
「あー、一方的にこっちが知ってるだけなんだ。
清澄高校麻雀部だったからさ」
「清澄……、あのおっぱいさんがいるところっすか」
「ああ……、和か……。
ってかその呼び方はどうなんだ……」
「それで伝わるってことは、そう思ってるってことじゃないっすか?
助平さん」
「うぐっ。辛辣すぎる」
なぜか口から嫌味が出てくる。こんなことを言うつもりはないのに。
むしろ久しぶりに人に話しかけられて気分は有頂天だ。
しかし、同時に警戒もしている。相手はどう見てもチャラ男だ。
ーーそんなチャラ男に簡単になびくようなチョロインじゃないっすよ!
「大学、同じだったんだね」
「そうっすね。
と言うか、よく覚えてたと感心するっすよ。
普通、他校の生徒の顔なんて覚えますか?」
「へっへっへー、俺、他人の顔を覚えるのは得意なんだぜ。
東横さんは(胸が)印象に残ってたから一発でわかった!」
「そ、そうっすか」
『印象に残る』なんて言われたのは初めてだ。
憧れの先輩ですら自分を探す時には声を出す必要があった。
もしかしたら、この人は自分のことを見つけられるのかもしれない。そんな淡い希望が浮かんだ。
「……って、確か女の子の顔は忘れないとか言ってたっすね」
「い”い”っ!?
なぜそれを」
「毎日毎日、隣の彼と話しているのが聞こえてくるんすよ。
近くの席だから」
「た、高久田ァ!
って、いない!?」
「あっ、俺のことは気にしないで続けてどーぞ。俺は先に帰るぜー」
長身の彼は、楽しそうに逃げていった。
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