過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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532: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/11/11(金) 01:45:46.41 ID:4zXbpoyPo

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 ……
 …

 「おーい、東横さん」

 「な、なんっすか。つーか誰っすか」


 講座が終わったと同時に話しかけられた。

 こっちは金髪の彼のことを少し知っているが、そんな素振りは見せないように受け答えをする。


 「あー、一方的にこっちが知ってるだけなんだ。

  清澄高校麻雀部だったからさ」

 「清澄……、あのおっぱいさんがいるところっすか」

 「ああ……、和か……。

  ってかその呼び方はどうなんだ……」

 「それで伝わるってことは、そう思ってるってことじゃないっすか?

  助平さん」

 「うぐっ。辛辣すぎる」


 なぜか口から嫌味が出てくる。こんなことを言うつもりはないのに。

 むしろ久しぶりに人に話しかけられて気分は有頂天だ。

 しかし、同時に警戒もしている。相手はどう見てもチャラ男だ。

 ーーそんなチャラ男に簡単になびくようなチョロインじゃないっすよ!


 「大学、同じだったんだね」

 「そうっすね。

  と言うか、よく覚えてたと感心するっすよ。

  普通、他校の生徒の顔なんて覚えますか?」

 「へっへっへー、俺、他人の顔を覚えるのは得意なんだぜ。

  東横さんは(胸が)印象に残ってたから一発でわかった!」

 「そ、そうっすか」


 『印象に残る』なんて言われたのは初めてだ。

 憧れの先輩ですら自分を探す時には声を出す必要があった。

 もしかしたら、この人は自分のことを見つけられるのかもしれない。そんな淡い希望が浮かんだ。


 「……って、確か女の子の顔は忘れないとか言ってたっすね」

 「い”い”っ!?

  なぜそれを」

 「毎日毎日、隣の彼と話しているのが聞こえてくるんすよ。

  近くの席だから」

 「た、高久田ァ!

  って、いない!?」

 「あっ、俺のことは気にしないで続けてどーぞ。俺は先に帰るぜー」


 長身の彼は、楽しそうに逃げていった。



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