過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」淡「はおまけ!」咲「おまけじゃないよ!」
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90: ◆Y.lj54HWGU[sage saga]
2016/09/21(水) 20:10:39.69 ID:Y+t+YpzBo

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 「(でもちょっと待って?)」


 あの幼女は自分のことを母親だと言った。

 そしてあの京太郎似の男性のことを父親だと言った。

 これはつまり、そういうことではないか?

 思えば男性は京太郎にそっくりだ。

 (霞にとって現在の)京太郎は若干童顔だが、それが年相応に育ったらこんな面構えをすると思える。

 霞が知るより、ちょっと背が高くて体ががっしりしている。

 いわゆる、霞の想像する『大人になった京太郎』そのものである。


 「(これはつまり私の妄想が産み出した夢ね!)」


 石戸霞、その結論に達するくらいはポジティブである。

 夢、それはつまり自分の世界。

 つまりこれは京太郎さんに飛びついて思いっきり甘えてもいいわけね!?

 さっきの幼女みたいに思い切り飛びついて首筋にちゅっちゅしてもいいわけね!?!!?

 男の人のしっかりした首筋ってすごく萌えるわよね!!!?

 それに私と京太郎さんの子供だなんて……!!

 よし、夢を見ているうちにもう一人増やしましょう!

 さぁ京太郎さん。私を受け止めーー


 「……って、霞さんなんだか若返った?」

 「はぇ!?」


 危ない。あと数秒遅かったらルパンダイブならぬカスミダイブをしていたところだった。

 青年は抱っこしていた幼女を下ろすと、霞に近づいてくる。

 思ったよりも圧迫感があってビビる霞。


 「(壁ドン!? 床ドン!?)」


 いや、思ったより余裕がありそうだ。


 「なんだか高校生の頃にそっくりだなァ。

  ……本当に霞さん?」

 「へぇ!?」


 青年の先ほどまでの温和な笑みが崩れる。

 愛するものを見る目から、最大限の警戒をする視線だ。

 なんだかヤバそうな気配を感じる。この青年、確実に修羅場を超えている雰囲気だ。


 「あの、実は……」


 その気配に押され、素直に説明することにした。



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