過去ログ - 卯月「シンデレラプロジェクトが無くなっちゃうんですか...?」
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10:名無しのシンデレラ ◆vSqCWNhtWA[sage saga]
2016/09/17(土) 22:25:27.98 ID:lbAtUERV0
武内P「しかし…」

ここで武内Pの顔から笑顔が消えて苦しそうな顔だけが残った。

武内P「…みなさんご存知の通り、ステージ当日は記録的な豪雪に見舞われました…」

武内P「ファンのみなさんも会場に辿り着けない方が多く、また、都内を中心とした大規模な停電によりステージの半分も消化しないうちに中止となってしまいました。」

あの日は本当に酷かった。
彼女達のライブ会場だけでなく一時的に都内の交通網がストップしたのだから。
自然を相手にしては誰も責める事はできない。
誰にも責任は無いし、346プロをもってしてもどうすることも出来なかった。

武内P「…繰り返しますがみなさん素晴らしいステージでした!本当にみなさんが笑顔で楽しいステージができていました!
私はこのようなステージを見られてプロデューサー冥利に尽きます!」

ぎょっとした。あのプロデューサーがこんなに大きな声で早口で話すなんて。
CPのアイドルたちは誰もが驚愕していた。

武内P「…しかし」

ここで言葉を切って俯いた。みんなが不思議そうにしてるが、卯月は頬を流れる涙を逃さなかった。

武内P「一つのライブを中止にすることは、後援をしていただいた企業やステージの準備をしていただいた裏方のみなさんを初め、関係者のみなさまに多大なご迷惑をかけることになります…」

武内P「…それを承知の上で美城常務と話し合いの場を設けさせていただき、CPの今後についてお話をさせていただきました…」

ここで皆が息をついた。次の武内Pの言葉を待った。

武内P「…しかし…………叶いませんでした………」

え?

武内P「……シンデレラプロジェクトは…本日をもって…………解散となります。」

絶望した。



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