過去ログ - とある少女のおはなし
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60:名無しNIPPER
2016/12/24(土) 16:45:13.68 ID:NRwNKGCf0
目を覚ますと街の中にいました。
恐らくはベンチだったそれは、所々欠けてはいますがまだ用は成せるみたいです。

既に枯れ果てた噴水。囲むように並ぶベンチ。手入れがされなくなった木々は各々が望むように伸びて、力強く根を伸ばしています。ここは広場だったのでしょう。
建物は既に崩れ蔦に覆われ、恐らく街を明るく彩っていた街灯ももう輝きません。



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