過去ログ - 提督「嵐の山荘で」不知火「二人きりですか。では安価ですね」提督「なぜ」
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21: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/09/20(火) 00:34:25.78 ID:pmdsDHU50
「いや、まさか不知火とこうなれるとはな」

「初めて出会った時には想像もしていませんでした」

「あれは怖かった……。提督睨み殺しコンテストが艦娘の教育機関では行われてるのかと思った」

「単に緊張していたのです……。命を預ける相手がどんな人か、ずっと気になっていましたから」

「そうだったのか。第一印象はどうだった?」

「頭が悪そうだなと思いました」

「てめえ」

「女子に暖まるために一緒にベッドに入ろう、と誘うくらいなので当たっていましたね」

「それに乗っかってくる艦娘はどうなんだよ」

「……きっと計算があるのです。多分」

「かわいい言い訳なのか、怖いこと言われたのか迷うな」

「不知火の第一印象はどうでしたか」

「ん、目つきが悪いなって」

「……それだけですか」

「それ! その目が怖いんだよ! 慇懃無礼で威圧的で……あ、あーその目やめて……。あとはそうだな、真面目そうだなと思ったよ、うん」

「それだけですか?」

「あーわかったわかった。かわいいなーきれいだなーこいびとになりたいなーってしんそこかんじた」

「それで良しとしてさしあげましょう」

「いいのか……」

「つまり、最初から司令は不知火に劣情を抱いていたと」

「その結論で本当にいいのか?」

「仕方ありません。不知火が魅力的すぎたのです。こうなってしまったのも全て不知火のせいでしょう」

「その変な自信は相変わらずだな。あの時とか……」

「あの時?」

「ああ。不知火が、第三回鎮守府キャンペーンガール選考会に出た時の」

「その話はやめてください」

「く、首に優しく手を当てながら言うな! 握りつぶされるかと思った……」

「不知火に落ち度はありませんでした」

「まあ、あれはな……。でも、一度大怪我をした時があったよな」

「……それも、恥ずかしい話です」

「そうか? みんなあの話は大好きだぜ。未だに語り継いでるくらいだ」

「いくら新任艦娘を任されていたからといって、あんな魚雷に当たってしまうようでは……」

「彼女をかばったんだから、仕方ないだろ。しかもその後の反撃で、3体も沈めてるしな」

「今ならば、魚雷を撃ち落とした上で全部を沈めてみせます」

「怖いなー」

「怖いですか?」

「いや、俺は怖くないけどな」

「そうですか……」

「なんだ、今でも新任たちに怖いって言われるの気にしてたのか」

「い、いえ、そういうわけでは……」

「もっと笑えばいいんだよ、こうだ」

「ほ、ほおを、ひっはってもいひはあいまへん」

「マッサージすると柔らかくなるかもだろ」


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