過去ログ - 花丸「今日も練習疲れたなあ…。」
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14:名無しNIPPER[saga]
2016/09/21(水) 02:03:26.48 ID:M3FiOxds0
午後の練習は楽しかった。
久々にトレーニングやパートごとの練習でなく、通しで踊ることができた。
9人揃っての練習は達成感もひとしおだ。
他のメンバーも笑顔で練習できていた。
それでも2周目、3周目と練習が進むと、体力の底が見えてくる。
結局一日が終わるころには、壁にもたれて息をついているのだった。
ダイヤ「やっぱり一日練習は疲れますわね…。」
自分ほどではないように見えるが、ダイヤもだいぶ参っているようだ。
鞠莉「まあまあ!明日はholidayだからね!」
千歌「そうだよー!皆ちゃんと疲れとってね!風邪引かないように!」
千歌のリーダーらしい呼びかけで練習が終わる。
ルビィ「お疲れさま、花丸ちゃん!」
ルビィもにこにこしながら近寄ってくる。
花丸「ルビィちゃんもお疲れさま。マルもうへとへとずら…。」
善子「ずら丸少し顔色悪いわよ。」
ルビィ「えっ、ほんとだ。じゃあやっぱりお泊りは無理かなあ。」
善子「そうね。やめときましょ。」
ルビィと善子が顔を見合わせる。
ちくりと胸が痛む。
まただ。
また、この顔。
そんなに自分の様子はおかしいのだろうか。
そんなに自分は、皆と違うのだろうか。
花丸「お泊りってなに?」
少し声に棘が入り込む。幸い2人は気づいていないようだった。
ルビィ「あ、うん、うちでお泊りしないかって話してたところなんだ…。明日休みだし。」
そこまで言って、ルビィは慌てて顔の前で手を振った。
ルビィ「でも、無理しないでいいからね。」
困ったように俯く顔に、言いようのない不安を感じた。
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