過去ログ - 花丸「今日も練習疲れたなあ…。」
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36:名無しNIPPER[saga]
2016/09/21(水) 02:25:43.12 ID:M3FiOxds0
花丸「海の中に本が持ち込めたらいいのに…。」
果南「あははっ!梨子とおんなじこと言ってる!ピアノじゃないだけまだマルの方が賢いね。」
梨子「どうせ私はおバカですぅ。」
果南「ごめんごめん。それでね、よくよく聞いたらピアノが弾きたいって話だから、言ってみたんだ。」
梨子「『だったら私みたいに誘いを断ったらいいじゃん』って。」
花丸「え…。」
それはひどく短絡的な考えのように思えた。
確かに誘いを断ったら時間はできるだろう。
しかし、現実を考えた場合、どうしても難しいように思えた。
果南「どうして?ただ一言で済むんだよ。」
花丸「それは、果南さんが、」
強いから。
愛されているから。
梨子「私は花丸ちゃんの気持ち、わかるな。友達の誘いを断るのって、何だか怖いよ。」
怖い。それは正確に自分の気持ちを言い表していた。
困らせるのが怖い。
嫌われるのが怖い。
ノリが悪いと思われるのが怖い。
次に誘ってもらえないのが怖い。
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