過去ログ - 勇者「かつて勇者の座を競った親友が鍛冶師になっていた」
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15:名無しNIPPER[sage]
2016/09/22(木) 18:44:31.78 ID:dfHON2AK0
改装とはともかく、場合によっては縁談チャラは一番心にこたえるからなぁ


16:名無しNIPPER[saga]
2016/09/22(木) 18:46:46.40 ID:nnizistYo

話すネタが尽きたところで、勇者が本題に入る。


「俺は今、陛下から賜った剣で戦っているんだが、それもだいぶ厳しくなってきた。
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/09/22(木) 18:49:39.38 ID:nnizistYo

二週間後、新しい剣が出来上がった。


「この剣なら、上級魔族どもにだって通用するはずだ」
以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2016/09/22(木) 18:53:04.48 ID:zFyzAVONo
良い感じだ


19:名無しNIPPER[saga]
2016/09/22(木) 18:53:23.54 ID:nnizistYo

三日後、魔物との戦闘が発生する。

手強いが、今の勇者なら無傷で倒せる相手だ。
普通の戦士ならば、ここで新しい剣の試し斬りを行うだろう。
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/09/22(木) 18:56:30.80 ID:nnizistYo

勇者はあることを覚えていた。というより、勇者の頭にはある光景がこびりついていた。

「勇者」を決する戦いの直後に見せた、あの親友の顔――

以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/09/22(木) 18:59:27.54 ID:5F1WuC7a0
剣に何かあるかと思っているのか?それは失敗フラグ……


22:名無しNIPPER[saga]
2016/09/22(木) 18:59:39.05 ID:nnizistYo

もし、あいつがまだ自分を憎んでいたら……?

もし、あいつが自分に復讐しようとしていたら……?

以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2016/09/22(木) 19:03:43.14 ID:nnizistYo

素手でも相手にできるような弱い魔物や、
その辺にある石や木で細工の有無を確かめようという考えも浮かんだ。


以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2016/09/22(木) 19:06:32.66 ID:nnizistYo

勇者が新しい剣を入手してからおよそ一ヶ月後、これまでにない強力な魔族相手に、
ついに国宝の剣は砕け散った。

こうなっては、もはや選択の余地はない。
以下略



25:名無しNIPPER[sage]
2016/09/22(木) 19:08:16.94 ID:ci12v18vO
ポンコツやろなあ


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