過去ログ - 大神「…もう決めたのだ。許せ」朝日奈「そんなの、嫌だよ…お願い、ドクターK!」カルテ.7
1- 20
700: ◆takaJZRsBc[saga]
2017/10/07(土) 20:45:45.41 ID:uF235zlB0

なんということであろうか。

KAZUYAを殺しにきた処刑人は、戦刃むくろではなく大神さくらだったのである!


(馬鹿なッ?!)

「大神、何故ここに?!」

「西城殿は知っておられるはずだ。我がここに来たことがどのような意味を持つか」

「そうか。やはり君が……!」


前々から疑っていた通り、大神さくらが内通者だったことを察したKAZUYAはそれ以上何も聞かなかった。


(戦刃の話では彼女が処刑人だったはずだが……クソッ、江ノ島の気まぐれか。予定が狂った)


KAZUYAの首筋を大きな冷や汗が流れ落ちる。


(カムクラという男の言葉を全て信じる訳ではない。だが、超高校級の軍人である
 戦刃むくろが向こうにとって最重要戦力なのはハッキリしている)


元々この男に黙って殺される気など微塵もなかった。
死ぬ前に、少しでも敵の勢力を削ぎ残される生徒達のために尽くしてやりたかったのだ。
具体的に言えば、黒幕側の最強戦力である戦刃を道連れにすることである。

KAZUYAは自らの命をもって戦刃むくろを殺すつもりだったのだ!


(事前に江ノ島に察知されたか、或いは俺に対する最後の嫌がらせか……)


真の理由など知る由もない。ただ、計画が狂った。今ハッキリしているのはそれだけだ。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/595.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice