20: ◆JfOiQcbfj2[saga]
2016/09/28(水) 18:35:45.49 ID:UB/pX29A0
「こういう設備、地味に嬉しいですよねぇ」
「ね。私はコーヒー牛乳にしようかなぁ」
「仁奈は牛乳が飲みてーです!」
会話を聞きながらまゆは髪を乾かしていく。
「んぐんぐっ」
「あ、仁奈ちゃんそんなに一気に飲んだらっ」
「ぷはーっ!この一杯がたまんねーっ!」
「す、すごいね。でもだいじょうぶ?」
(大体誰の影響かわかりますねぇ……)
ある程度乾いたことを確認して、ドライヤーを止める。髪を本格的に整えるのは自室に戻ってからするのがまゆ流であった。
ドライヤーをしまうと椅子を立ち、仁奈たちのもとに向かうと自身もショーケースを開けコーヒーの瓶を取り出してゆっくりと飲む。
「それじゃ、一度戻りましょうか」
「そうだね。あ、それとよかったら後で遊びに行ってもいいかな?」
「美穂おねーさん来るですか!?」
「もちろん、いいですよ。お待ちしてます」
じゃあまた後で。と美穂は先に脱衣所から出ていくのを見送り、まゆも同じように出ようとしたその時であった。
49Res/48.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。