153:天津風大好き連装砲くん ◆E7idzvHwo6[sage]
2016/10/02(日) 18:14:23.03 ID:X5Ypwzoq0
―桟橋―
磯風「ぜぇ…はぁ…」
桟橋に着いた磯風は、海に落ちんばかりの勢いで、身を乗り出した
磯風「はぁ…はぁ…」
浜風が、いる。もうだいぶ遠いが、確かに声が届く距離に、浜風が。
磯風「浜風…」
なんと声をかけるつもりだ。
すまなかったと、詫びるのか。
それとも、ありがとうと、叫ぶか。
いいや。そうではない。
海に出向く仲間にかける言葉など、決まっているではないか。
無事に帰ってこい。だ。
磯風「浜風ええええええぇぇぇぇぇッッ!!!!」
かつてないほどの大声量で、磯風はその名を呼ぶ。
浜風「っ!?」
浜風は、振り向いた。
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