93:天津風大好き連装砲くん ◆E7idzvHwo6[sage]
2016/10/02(日) 14:58:38.73 ID:X5Ypwzoq0
〜 一時間後 〜
磯風「はぁ…はぁ……」グンナリ
94:天津風大好き連装砲くん ◆E7idzvHwo6[sage]
2016/10/02(日) 14:59:11.00 ID:X5Ypwzoq0
磯風「はぁ…こんなにも大変だとは思わなかったぞ…」
瑞穂「確かに大変ですよ。でも、それ以上の喜びもあるので、止められないんですよねぇ」
95:天津風大好き連装砲くん ◆E7idzvHwo6[sage]
2016/10/02(日) 14:59:47.13 ID:X5Ypwzoq0
瑞穂「なんのために野菜を育てるかと言うと、最終的に食べるためです。そのままでも、調理しても、私達が育てた野菜を誰かが口にしてくれる。美味しいと言ってくれる」
瑞穂「それこそが最上の喜びであり、野菜を育てる人の共通する意味ではないでしょうか」
96:天津風大好き連装砲くん ◆E7idzvHwo6[sage]
2016/10/02(日) 15:00:29.49 ID:X5Ypwzoq0
瑞穂「怒るかな、とは思います。悲しいな、とも思います。けれど、やっぱり最後に思うのは…」
瑞穂「私が育てた野菜を手にとってくれて、ありがとう。だと思いますよ」
97:天津風大好き連装砲くん ◆E7idzvHwo6[sage]
2016/10/02(日) 15:01:00.22 ID:X5Ypwzoq0
瑞穂「そりゃあ小言は言うかもしれません。ムカつくぅって言う人がいるかもしれません。ていうか、いました」
瑞穂「けれど私は、責めません。私の野菜を犠牲にし、磯風さんの料理の腕前が上達するならば、私はそれを喜ばしく思います」
98:天津風大好き連装砲くん ◆E7idzvHwo6[sage]
2016/10/02(日) 15:01:51.91 ID:X5Ypwzoq0
磯風「私は…今までその事に一度も思いを馳せた覚えがない」
磯風「自分のことで精一杯だった。何故失敗するのか理解が出来ず、がむしゃらに練習を重ねるしかなかった」
99:天津風大好き連装砲くん ◆E7idzvHwo6[sage]
2016/10/02(日) 15:02:32.03 ID:X5Ypwzoq0
瑞穂「あ、誤解しないでください。悪いように言ったわけではないんです」
瑞穂「ナスって、トマトとは違って、ちゃんと手入れしてあげないとぜーんぜん育たないんですよ」
100:天津風大好き連装砲くん ◆E7idzvHwo6[sage]
2016/10/02(日) 15:03:51.53 ID:X5Ypwzoq0
瑞穂「そして、もう一つ」
瑞穂「磯風さん。あなたは、おたんこなすです。どうしようもないほど、ボケナスです」
101:天津風大好き連装砲くん ◆E7idzvHwo6[sage]
2016/10/02(日) 15:04:28.66 ID:X5Ypwzoq0
磯風「……」
磯風「私は…諦めないだろうか」
102:天津風大好き連装砲くん ◆E7idzvHwo6[sage]
2016/10/02(日) 15:05:24.33 ID:X5Ypwzoq0
磯風「……」
磯風「……ふ」
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