16:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 20:09:31.34 ID:6BNWGd8K0
「はい。顔上げていいよ」
ネガティブな妄想にテンションが急降下していたところで、三葉の口からそんな言葉が。
恐る恐る。ゆっくりと顔を上げる。
三葉がどんな顔をしているか、怖くて見れず、目をつむったまま。
「目を開けて」
だが、三葉からそう言われれば、目を開けずにはいられない。
ゆっくり、ゆっくりと薄目で三葉がどんな表情をしているのか確認して、覚悟をしてから両目を開けようとまで考えた所で、飛び込んできたのは、俺に幻滅する三葉の顔――ではなく、三葉の掌と……そこに書いてある文字だった。
私も瀧君が好きです。付き合ってください。宮水三葉。
目を開けて、一文字一文字、丁寧に確認する。
……お、おお……? お、おおう……? うお………おおおおお!!!??!?!
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