過去ログ - 【ごちうさ】 ハッピーの素はあんこ―別編― 【あんこ×ティッピー】
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1: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2016/10/11(火) 22:18:50.24 ID:43wF05B90
■注意事項
・あんことティッピーメインの短編です(人間キャラは最低限しか出ません)

・今回は性的暴力的な描写はありません(多分)

・以前書いた【ごちうさ】ハッピーの素はあんこ【あんこ×ティッピー】の別編です(繋がりはありません。また別スレで書いた新約編とも繋がりはありません)
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・心がぴょんぴょんしなくても責任は取りません。


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2: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2016/10/11(火) 22:19:24.95 ID:43wF05B90
ココア「ちゃんと手順を踏んでお付き合いすれば、きっとティッピーもあんこを受け入れてくれると思うの」

千夜「そうね」

 最近になり、ようやくティッピーがあんこを拒絶しているという事に気づいたココアと千夜は、自分たちが飼い主として二羽の仲を取り持つ決意をしたのであった。
以下略



3: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2016/10/11(火) 22:20:25.49 ID:43wF05B90
 その日から千夜とココアによるあんこへの教育が始まった。

 まずは「我慢」を教え込んだ。

 ティッピー(のぬいぐるみ)を前にしても飛びつかずに、自然に接せるようにするためである。
以下略



4: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2016/10/11(火) 22:20:56.98 ID:43wF05B90
ティッピー「(ビクビク)」

あんこ「・・・」

ココア「大丈夫だよティッピー。そんな身構えなくてもー」
以下略



5: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2016/10/11(火) 22:21:29.75 ID:43wF05B90
ココア「それじゃー私たちは隣の部屋にいるから」

千夜「ごゆっくりね」

 ティッピーとあんこを残し二人は部屋を出て行ってしまう。
以下略



6: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2016/10/11(火) 22:22:45.99 ID:43wF05B90
 ―ガシャーン!!―

ココア&千夜「!?」

 突然響いた大きな音に驚き二人は急いで隣の部屋へ駆け込む。
以下略



7: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2016/10/11(火) 22:25:21.10 ID:43wF05B90
 「やはりこやつは何も変わっておらぬ」そう思いながら駆け続ける中で不幸は起こった。

ティッピー「ぬあああああああ」

あんこ「・・・」
以下略



8: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2016/10/11(火) 22:26:07.57 ID:43wF05B90
ティッピー「た、助けてくれーーー」

 ティッピーは暴れ脱出を試みるもカラスはがっしりと毛を摑んでおり放す気配は無い。

 そしてこんな時に限り周囲には誰もいなかった。
以下略



9: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2016/10/13(木) 18:44:23.73 ID:xqY9Scbx0
カラス「カアアアア」

 カラスは急に捕獲した獲物の重さが倍になった事にバランスを崩したのか、ゆっくりと高度を下げてしまっていた。

 そんな中であんこはモゾモゾと身体を器用に動かしながら素早くティッピーの背後へと回り込む。
以下略



10: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2016/10/13(木) 18:45:11.62 ID:xqY9Scbx0
 自由の身となったティッピーであったが、頭上を飛ぶカラスは一度大きく上空へ戻ると、逃がすまいと再度獲物であるティッピー目掛け急降下してきたのであった。

ティッピー「ノオオオオオオオオオ」

 なんとか逃げようとするも地面に落ちた際の衝撃と恐怖で身体が思うように動かない。
以下略



11: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2016/10/13(木) 18:45:41.11 ID:xqY9Scbx0
あんこ「・・・」(フンスフンス

カラス「ギャアアアアアアアアア」

 なんとそこにはティッピーとカラスの間に割って入り、必死にカラスを追い払おうと身体をぴょんぴょんさせる、頭に光り輝く王冠を乗せた小さな黒いうさぎの姿があるではないか!!
以下略



12: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2016/10/13(木) 18:48:21.00 ID:xqY9Scbx0
ティッピー「ココアーーーここじゃーーー」

 ティッピーはチノが居ないにも関わらず、大声でココアの名を叫んだ。

ココア「へ?」
以下略



13: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2016/10/13(木) 18:49:02.09 ID:xqY9Scbx0
千夜「ココアちゃ〜ん。どこー?」

 それからしばらくして千夜がようやくココアに追いついてきた。

 ココアは千夜に事情を話し、あんこを彼女へと手渡す。
以下略



14: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2016/10/13(木) 18:51:42.98 ID:xqY9Scbx0
―――数日後、甘兎庵

あんこ「・・・」

ココア「んー。なんかあんこ元気無い?」
以下略



15: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2016/10/13(木) 18:53:15.97 ID:xqY9Scbx0
―エピローグ―

 そして時は過ぎココアが高校卒業と同時に木組みの街を去り1年が経ったある日。

ココア「あ、チノちゃんからの手紙だ」
以下略



16: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2016/10/13(木) 19:13:02.28 ID:xqY9Scbx0
―あとがき―

多分ここで書く最後のあんこSSなので虐待ネタではないのを書いた。
後悔なんてあるはずがない。
認めよう。今はあんこが可愛い。
以下略



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