34:名無しNIPPER[saga]
2016/10/18(火) 23:41:29.14 ID:snFV7Fpq0
そしてそれが、真実かどうかは関係ないのです。
水瓶に泥をひと匙加えると、中身を飲むことはもうできません。
わずかでも疑いを抱いた瞬間に、私の心も、一様に染まってしまったのです。
私が失ったもの。それは、清らかさというものでした。
掬うことのできない泥。
そそぐことのできない汚れ。
それを抱えては、もう舞台には上がれないのだと、私は――
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