過去ログ - 高垣楓「夢と現を、月見で一杯」
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29: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/10/23(日) 09:01:23.86 ID:uhMwzG8T0

「お隣どーぞ、お二人さん」

「あ……どうも」

「お邪魔します」

 こんな時間、こんな場所に居るのが不自然に思える見た目の少女(大体、高校生ぐらいだろうか?)が、
 座っていた長椅子の真ん中から、足元に置いていた鞄ごと、長椅子の端っこへそのお尻を移動する。

 そうして空いた長椅子の上に、プロデューサーが真ん中、もう一方の端には楓が続いて腰を下ろした。


「……珍しいお店ですね」

 店内をぐるりと見回した楓が、不思議そうな顔で老人に聞く。「ここは、何のお店なんですか?」

「何ってアンタ、屋台よォ」

「あ、いえ……どんな屋台なのかを、聞きたくて」

「屋台は、屋台よォ。飲んだり食うたり、なぁ?」


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