過去ログ - ただひとつの器、かたちづくる手
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/22(土) 12:50:18.44 ID:F96eyaHp0
「なんじゃ、帰って来とったのか」

「うん、ただいま、おじいちゃん」

「どうも、ご無沙汰しております」
以下略



12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/22(土) 12:51:06.98 ID:F96eyaHp0
ほどなくして、一つの器が出来上がった。

「できました。あがいて、もがいて、一度は陶芸から遠く離れて、やっとつくれた器…。これが藤原肇の新しい形です」

「相変わらず、色合いはそんなに華やかではないかもしれません。離れていたから形もいびつですし、曲線も慎ましやか。おじいちゃんには、100点はもらえないかも……」
以下略



13:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/22(土) 12:51:53.06 ID:F96eyaHp0
肇が創った器は、お爺さんからも高評価を貰えたようだ。

二人で窯に入れる際の位置などを相談しているが、素人の自分には良く分からなかった。

「見ていて、おじいちゃん。藤原の窯に、新しい風を吹かせてみせるから」
以下略



14:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/22(土) 12:53:03.21 ID:F96eyaHp0
いくつかの器を創り、お爺さんとも少し話をしてから、肇の家を後にする。

山道を運転していると、肇がこんな話をしてくれた。

「小さい頃、おじいちゃんから聞いた、忘れられない話があるんです」
以下略



15:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/22(土) 12:56:27.65 ID:F96eyaHp0
以上になります。読んで頂きありがとうございました。

ピックアップはあと2時間ほどですが、恒常追加なので今後ふらっと肇さんがあなたの事務所に訪れるかもしれません。

その際にはぜひ育てたり、ホームに置いたり、ルームの一員にしてみたりしてあげてください。本当に素敵な娘さんですから!
以下略



16:名無しNIPPER[sage]
2016/10/23(日) 10:27:13.39 ID:2SnafmT7o
よかった
おつ


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