1: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 22:25:25.21 ID:DavYh+/60
某所で建てたスレッドが落ちたのでこちらで建て直し。
にこ「とりとめのない話」
ex14.vip2ch.com
のAqours版。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2: ◆XYDRcaP7SiPh[sage]
2016/10/31(月) 22:26:44.83 ID:DavYh+/60
曜「…」チクチク
がちゃっ
ダイヤ「あら、曜さん」
3: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 22:27:48.59 ID:DavYh+/60
曜「ってあれ、ダイヤさん?いつからそこに…?」
ダイヤ「ついさっきですわ。まぁ、その様子だと気付いていなかったようですが…」
曜「あはは、ごめんなさい。私、集中すると周りが見えなくなっちゃって…」
4: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 22:29:16.89 ID:DavYh+/6o
ダイヤ「勉強はどうしたのですか?」
曜「し、しますします!でも、その…」
ダイヤ「どうしたのです?」
5: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 22:31:19.40 ID:DavYh+/6o
ダイヤ「別に怒っているわけではありませんわよ」
ダイヤ「どちらかと言えば…、呆れていると言いますか」
曜「…え?」
6: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 22:34:24.58 ID:DavYh+/6o
ダイヤ「まぁ?もう見つけてしまったのですから?この私から逃れられるとは思わないことですわね!」
ダイヤ「それに、困っている人を放っておくのは黒澤家の流儀に反しますわ」
曜「…1人で抱えちゃって、ごめんなさい」
7: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 22:38:18.40 ID:DavYh+/6o
曜「それじゃあ、早速始めましょうか!」
ダイヤ「ええ。大船に乗ったつもりでいてくれて構いませんわ!」
ダイヤ「…ところで、なにをすればいいんですの?」
8: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 22:40:42.26 ID:DavYh+/6o
曜「…」チクチク
ダイヤ「っつ」チクチク
曜「…」チクチク
9: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 22:43:13.09 ID:DavYh+/6o
ダイヤ「うぅ…、黒澤ダイヤ、一生の不覚…」
曜「お裁縫苦手ならそう言ってくれれば良いのに…」
ダイヤ「ですが流石にあそこまで言っておいて引き下がるわけには…」
10: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 22:51:47.08 ID:DavYh+/6o
曜「あっ、えっ、いや!!なんでもないです!!」
ダイヤ「鞠莉「ちゃん」とおっしゃいましたわよね?」
曜「あ…、うん」
11: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 22:54:57.72 ID:DavYh+/6o
ダイヤ「何故私だけ『さん』なのですか!?」
曜「だって、ダイヤさんはダイヤさんですし…」
ダイヤ「それに!私だけに敬語の混じった言葉遣いですし…」
12: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 22:58:01.46 ID:DavYh+/6o
曜「な、なんだか嬉しそうだね?」
ダイヤ「そんなことありませんわよ曜さん」ニヨニヨ
曜「ダイヤさん」
13: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 23:02:40.94 ID:DavYh+/6o
ダイヤ「あまりこう言うことを言うのは良くないとは思いますが…」
ダイヤ「…その、なんとなく壁を感じておりましたの」
曜「呼び方に?」
14: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 23:05:38.07 ID:DavYh+/6o
曜「そんなことない。みんな、ダイヤちゃんのことが大好きだよ?」
ダイヤ「曜、さん…」
曜「厳しいのは私たちのことを考えてくれてるからだよね?」
15: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 23:10:07.63 ID:DavYh+/6o
ダイヤ「その、曜さんは…」
曜「…へ?」
ダイヤ「曜さんは、どうなのです?」
16: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 23:13:50.50 ID:DavYh+/6o
ダイヤ「では、テスト期間が終わったらまずはダイヤちゃんと呼ばれることを目標にします!!」
曜「あっ、うん」
ダイヤ「もちろん!曜さんにも協力してもらいますからね!!」
17: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 23:19:20.28 ID:DavYh+/6o
ダイヤ「無、無理ですわ!!」
曜「え〜、私には呼ばせておいて、私のことは呼んでくれないの〜?寂しいなぁ、打ち解けられてないのかなぁ」ニヤニヤ
ダイヤ「そもそも曜さんはみんなからちゃん付けされているじゃありませんか!!」
18: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 23:24:08.61 ID:DavYh+/6o
『最終下校時刻となりました』
『校内に残っている生徒は速やかに下校してください』
ダイヤ「あっ…」
19: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 23:25:14.43 ID:DavYh+/6o
そんなわけでだいよう篇は終わりです。
スレタイは曜ですが、珍しいかもしれない組み合わせのとりとめのない話を書いていきます。
20: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 23:27:56.72 ID:DavYh+/6o
バタバタバタ
ガチャ
善子「堕天使ヨハネ、ここに降臨っ!」
21: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2016/10/31(月) 23:32:09.60 ID:DavYh+/6o
善子「…こほん。クラスメイトの子から勉強教えてって頼まれたのよ」
果南「へぇ、善子って頭良いんだ」
善子「まぁ、それなりにはね。って、だからヨハネよ!」
123Res/57.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。