148:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:02:26.75 ID:0XoC4lYv0
牢屋を出てしばらく、岩でできた壁に松明の明かりだけが灯る薄暗い道が続いていました。
「こっちですごい音がしたぞ!」
すると道の先から声が聞こえてきます。
どうやら門番がさっきの音を聞きつけてやってきたようです。
しかしここは一本道。
ズルズキン「戦闘は避けられないな」
足音がどんどん近づいてきます。
しかも、かなりの数のようです。
モウカザル「来た・・・!」
前方から五匹の黒いポケモンが走ってきます。
ズルズキン「あいつらは・・・グラエナの群れだ!」
グラエナ達は唸り声をあげながら素早くこちらに走ってきます。
グラエナ「あいつら牢屋らから抜け出したようだ!」
「あの方からは殺すなという命令が下っている」
「なら死なない程度に噛み砕いてやる!」
「一匹ぐらいなら大丈夫じゃないか?」
口々にそう言いながらグラエナ達はモウカザル達と対面しました。
グラエナ「牢屋に逆戻りさせてやる」
五匹の中で一際体が大きいグラエナが鋭い牙を覗かせて威嚇してきます。
どうやらこのグラエナがリーダーのようです。
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