181:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:23:16.93 ID:0XoC4lYv0
イベルタル―
おそらくあのヨルノズクが話していた恐ろしいポケモンです。
カラマネロ「あそこで完全にあのポケモン達を逃がしていればおそらくこの計画を阻止できたかもしれませんが・・・キリキザンのおかげで、もはやそれも意味がない。
182:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:24:10.93 ID:0XoC4lYv0
青い波動と赤い炎がぶつかり合い、それまで戦っていた足場は崩れ落ち、ルカリオは真っ逆さまになって地面へ堕ちていきます。
それをサザンドラが追いかけます。
ルカリオは岩肌を蹴り、落下のスピードを落としながら地面に着地しました。
183:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:25:01.82 ID:0XoC4lYv0
メガルカリオの波動弾はサザンドラの体を貫き、その巨体は地面に叩きつけられました。
もうサザンドラは動きません。
ルカリオ「一番下まで落ちてしまったか・・・少し時間を使いすぎた。あいつらは大丈夫か・・・」
184:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:26:13.47 ID:0XoC4lYv0
ズルズキン「ぐは・・・ぁ・・・」
氷漬けの岩場に、真っ赤な鮮血が飛び散りました。
マニューラの鋭い爪は、ズルズキンの分厚い皮をも突き破り、その体を貫いていました。
185:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:26:50.53 ID:0XoC4lYv0
ズルッグとズルズキンはいつも一緒でした。
一緒に泣いて笑って、怒って眠って。
やがてズルッグはいなくなり、ズルズキンの隣にはモウカザルとエルレイドが―
186:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:27:29.31 ID:0XoC4lYv0
エルレイド、サーナイト共に、連携の取れたキリキザンとコマタナたちに苦戦を強いられていました。
エルレイド「このままじゃ体力を消耗するだけだ・・・」
自身と母のフェアリータイプの技では、やはり決定力に欠けるのです。
187:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:28:31.84 ID:0XoC4lYv0
体中から血を噴き出して倒れるエルレイド。
サーナイト「エルレイド!!!」
キリキザン「よそ見の多い奴らだ!」
188:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:29:14.26 ID:0XoC4lYv0
エルレイド(一体・・・ボクはなにしにここまで来たんだ・・・。この姿になったのに・・・モウカザルや、ズルズキンに迷惑ばっかりかけて・・・ボクは一体・・・)
悲しくなりました。
結局何もできないまま終わる自分が。
189:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:29:52.99 ID:0XoC4lYv0
力がほしいかえ?
だ、誰・・・?
190:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:30:23.33 ID:0XoC4lYv0
自然と、体が軽くなったような気がしました。
引き裂かれた体から、痛みも消えています。
エルレイド「あれ・・・?」
191:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:30:54.85 ID:0XoC4lYv0
メガエルレイド「今なら・・・」
メガエルレイドは静かに目を閉じます。
キリキザン「くっ、貴様もあの方の元へ連れていく!」
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