184:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:26:13.47 ID:0XoC4lYv0
ズルズキン「ぐは・・・ぁ・・・」
氷漬けの岩場に、真っ赤な鮮血が飛び散りました。
マニューラの鋭い爪は、ズルズキンの分厚い皮をも突き破り、その体を貫いていました。
185:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:26:50.53 ID:0XoC4lYv0
ズルッグとズルズキンはいつも一緒でした。
一緒に泣いて笑って、怒って眠って。
やがてズルッグはいなくなり、ズルズキンの隣にはモウカザルとエルレイドが―
186:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:27:29.31 ID:0XoC4lYv0
エルレイド、サーナイト共に、連携の取れたキリキザンとコマタナたちに苦戦を強いられていました。
エルレイド「このままじゃ体力を消耗するだけだ・・・」
自身と母のフェアリータイプの技では、やはり決定力に欠けるのです。
187:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:28:31.84 ID:0XoC4lYv0
体中から血を噴き出して倒れるエルレイド。
サーナイト「エルレイド!!!」
キリキザン「よそ見の多い奴らだ!」
188:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:29:14.26 ID:0XoC4lYv0
エルレイド(一体・・・ボクはなにしにここまで来たんだ・・・。この姿になったのに・・・モウカザルや、ズルズキンに迷惑ばっかりかけて・・・ボクは一体・・・)
悲しくなりました。
結局何もできないまま終わる自分が。
189:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:29:52.99 ID:0XoC4lYv0
力がほしいかえ?
だ、誰・・・?
190:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:30:23.33 ID:0XoC4lYv0
自然と、体が軽くなったような気がしました。
引き裂かれた体から、痛みも消えています。
エルレイド「あれ・・・?」
191:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:30:54.85 ID:0XoC4lYv0
メガエルレイド「今なら・・・」
メガエルレイドは静かに目を閉じます。
キリキザン「くっ、貴様もあの方の元へ連れていく!」
192:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:31:48.69 ID:0XoC4lYv0
インファイトとハサミギロチン。
両者の攻撃が激突しあい、激しい閃光が辺りを包みました。
キリキザン「・・・・・。」
193:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:32:21.29 ID:0XoC4lYv0
――
そうして、最上階。
モウカザルとバンギラスの戦いも、激しさを増していました。
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