37:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 23:01:17.00 ID:E325IWUR0
梓「それで…キスは今でもしてる、と」
唯「そっそれは…」
梓「してるんでしょ」
38:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 23:01:53.24 ID:E325IWUR0
梓「ハァ…どーりで…はじめてのはずなのに舌を入れてくるなんて…、とか思いましたけどそりゃそうですね、しょっちゅうキスしてるベテランさんなら手慣れてて当然ですよね、はい。よくわかりました」
唯「…ベテランなんかじゃないもん」
梓「……」キッ
39:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 23:02:23.46 ID:E325IWUR0
唯「わたしだって…憂以外とするのははじめてだし…和ちゃんとだってしたことないし…。
それに………憂はちがうもん。憂とは子供の頃からチューしたりしてじゃれてるだけだし。恋人のチューとはちがうよ。ぜんぜん。
あずにゃんは別だもん。特別。あずにゃんとのチューは特別なの。全然ちがうの!」
40:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 23:03:00.27 ID:E325IWUR0
唯「わたしも………すっごく緊張したんだよ?
うまくできるかな、先輩だからリードしなきゃ、やさしくしなきゃ、って。一生の思い出になるでしょ? はじめて…なんだもん。
だからさ、あずにゃんの唇にふれた瞬間、うれしすぎて呼吸とまるかとおもった。
まだ…いまでも残ってるよ、あずにゃんの唇の感覚。あまくて、やわらかくて、ずっとそのままでいたくて…
41:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 23:04:08.07 ID:E325IWUR0
梓「……」
唯「わかって…くれた?」
梓「…わかりました」
42:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 23:04:38.60 ID:E325IWUR0
唯「とりあえずあずにゃん! クローゼットのなかにっ」
梓「は、はいっ!」
43:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 23:05:44.30 ID:E325IWUR0
コンコン
憂「おねえちゃん? 入るよ?」ガチャ
唯「はーい…ど、どうしたの? どうかした?」
44:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 23:06:59.66 ID:E325IWUR0
唯「あれは…」
憂「カレーもずいぶんたくさん作ったみたいだし…」
憂「誰か来てた? ひょっとけいおん部のみなさん?」
45:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 23:08:54.53 ID:E325IWUR0
憂「それにシンクの洗い物、たしかに山盛りだったけど、五人分にしては少なすぎるよね。
だいたい律さん、紬さん、澪さん、梓ちゃんが来て、洗い物を手伝いもせず帰るなんて考えにくいし…」
唯「みみみみんな忙しいみたいで…」アタフタ
46:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 23:10:08.02 ID:E325IWUR0
憂「んっ…あっ、ん…ふぅ…」
唯「んん…」
どれくらい、唇を重ねあっていただろう。
47:けいおんSS[sage saga]
2016/11/10(木) 23:10:43.39 ID:E325IWUR0
梓「さっきのあれはどう説明するつもりですかっ! 誰が見てもなかよし姉妹のチューじゃないでしょう!」
唯「まあまああずにゃん落ち着いて」
梓「これが落ち着いていられますかっ!」
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