過去ログ - 楓「雨宿りも兼ねて、一杯、ご一緒しませんか?」
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6: ◆.A/MbZOSXM[saga]
2016/11/26(土) 18:57:58.51 ID:dv2729Yw0
P「……! それは大変です。今タクシーをお呼びしますので――」

楓「あぁいえ、私の家すぐ近くなのでタクシーを呼ぶほどでは」

P「そう、ですか。では私の傘をお使いください」
以下略



7: ◆.A/MbZOSXM[saga]
2016/11/26(土) 19:01:09.23 ID:dv2729Yw0

楓「あっ、それなら」

少しだけわざとらしく、私はポンと手を叩く。

以下略



8: ◆.A/MbZOSXM[saga]
2016/11/26(土) 19:03:10.13 ID:dv2729Yw0
ここまで書いておいてなんですが、トリップとかメ欄とかそもそもちゃんと見れてるかとか大丈夫ですよね…?


9: ◆.A/MbZOSXM[saga]
2016/11/26(土) 19:05:24.40 ID:dv2729Yw0
2.


雨を受けながら事務所から少しだけ走って、私達は目的のお店へ到着する。
ここに来るのも随分久しぶりかしら、なんて考えながら、年季の入った引き戸に手を掛けた。
以下略



10: ◆.A/MbZOSXM[saga]
2016/11/26(土) 19:08:33.15 ID:dv2729Yw0

店主「いやー相変わらず別嬪さんだなあ。そんで、そちらのでっけえ兄ちゃんは?」

大将の注意がプロデューサーへ向く。
彼をここへ連れてくるのは初めてのこと。
以下略



11: ◆.A/MbZOSXM[saga]
2016/11/26(土) 19:14:56.07 ID:dv2729Yw0

P「世話係……といいますか、今は楓さんの専属というわけでは……」

楓「――しっ」
P「っ」
以下略



12: ◆.A/MbZOSXM[saga]
2016/11/26(土) 19:17:04.73 ID:dv2729Yw0
楓「それじゃあ……えーと、なんでしょうかね?」

お互いにジョッキを掲げ持ったところで、乾杯の音頭となるべき言葉が見当たらないことに気付く。

P「……すいません、このようなことは苦手なもので…………」
以下略



13: ◆.A/MbZOSXM[saga]
2016/11/26(土) 19:24:20.14 ID:dv2729Yw0

P「いえ、その……いいんでしょうか、プロデューサーという立場でありながらこのような……」

なんだそんなことか、と思う気持ちをしかし表情には出さず、私は薄く微笑む。

以下略



14: ◆.A/MbZOSXM[saga]
2016/11/26(土) 19:25:42.22 ID:dv2729Yw0
楓「――ところで、プロデューサーは明日もお仕事ですか?」

P「いえ、明日は休日になっていた筈ですが……」

楓「……ほほう。それを明かしてくれるんですね?」
以下略



15: ◆.A/MbZOSXM[saga]
2016/11/26(土) 19:28:49.84 ID:dv2729Yw0
P「――高垣さんは」

楓「はい、なんでしょうか」

P「明日のご予定は、どうなっているのでしょうか」
以下略



16: ◆.A/MbZOSXM[saga]
2016/11/26(土) 19:30:39.77 ID:dv2729Yw0

楓「えー………………はい、お休みです」

P「そうですか」

以下略



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