過去ログ - 祥鳳「剣崎さん!」 剣崎一真「全ての人と艦娘を守る、それが俺の仕事だ!」
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13: ◆li7/Wegg1c[saga]
2016/11/28(月) 16:16:30.32 ID:Hsa8pKZ70

「なぜこんなことを……!?」

「操真晴人。俺は貴様に倒されたが、貴様が元の世界へ帰る瞬間、怨念となってその後を追ったのだ! そして、この世界に魂なくして彷徨っていたカーバンクルに取り憑いた。その後、艦娘やクリエイトの指輪についての知識を得たのだぁぁ!」

自慢げにアマダムは話し始めた。剣崎の目はすでに怒りに燃えていた。

「……なぜこんな世界を作った? 何が目的だ!?」

「決まってるだろ? クロス・オブ・ファイヤーの世界を作るためだぁぁぁ!」

「何馬鹿なこと言ってんだ!」

剣崎が怒鳴った。

「私が作り替えたこの世界では、艦娘は死ねば深海棲艦となる。その深海棲艦は死ねば艦娘になる。つまり、艦娘は悪から生まれた存在、お前たちと同じ悪から生まれた存在、クロス・オブ・ファイヤーなのだよ!! 既に何人もの艦娘が同族殺しの末に深海棲艦となった! 見るがいい!」

アマダムが指さした方向には、不思議な形状のカプセルが13個並んでおり、その中では加賀を初めとする深海棲艦となりかかった状態で眠っていた。

「……艦娘同士に幻覚を見させ、片方がもう片方を殺し合う! そして深海棲艦が生まれ、彼女達はまた艦娘になり、深海棲艦の幻覚を見てまた艦娘を殺す! ついでに深海棲艦となった同族もなぁあ!! おかげで楽しい殺戮ショーが見られたよ! アッハッハッハッハ!」

アマダムは下劣な感情を隠そうともせずに大笑いした。

「お前……、自分がどれだけひどいことをしてるのか、分かってるのか!?」

「よくも女の子達にこんなことを……!」

剣崎と橘は激昂し、叫んでいた。晴人もまた無言であったが、その目には静かな怒りが漂っていた。

「人の命を弄びやがって……。お前は絶対に許さない」

「ハハハハハッ、お前たちに私たちを倒せるというのかぁぁ?」

アマダムは笑った。

「簡単だ。お前を倒し、世界を元に戻せばいい!」

『Shabadobitattihensiiin……!』

魔法の呪文が詠唱され、ベルトの美しい機械音が鳴り響いた。

「変身ッッ!」

「変身!」

「……変身!」

『Turnup』

『Turnup』

『Flame……Hi,Hi,HiHiHiiii!』

三人が紋章を潜ると、一瞬にしてその場に指輪の魔法使いウィザード、紫紺の剣士ブレイド、そして紅の銃士ギャレンが現れた。



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