102:名無しNIPPER[saga]
2016/12/14(水) 06:30:02.97 ID:VNEFQotK0
反射的に、壁を殴った痛みが右手から伝わり、私を襲いますが……こんなもの、些細なもの程度にしか感じられません。
それ以上に、心が痛むのです。幸せそうなありすちゃんに嫉妬して……腸が煮え返っているのです。
103:名無しNIPPER[sage]
2016/12/14(水) 08:28:51.33 ID:9U6BX37B0
本当にそれは壁だったのだろうか…
72やゆるふわの可能性もa(消し炭にされる音)
104:名無しNIPPER[sage]
2016/12/15(木) 14:31:58.01 ID:lJZKvrea0
焦らすなあ
そして案外暴力的なふみふみ
105:名無しNIPPER[saga]
2016/12/15(木) 16:21:57.72 ID:koJc3+000
それから数時間後……私は収録スタジオの通路にあるベンチで……壁に背と頭を預けながらぼうっと座っていました。
ラジオ収録ですが……あまり、良い結果とはいかなかったです。寧ろ、最悪な結果と言っていいでしょう。
106:名無しNIPPER[saga]
2016/12/15(木) 16:23:35.08 ID:koJc3+000
そして何より……今の私はあまり……人と顔を合わせる事を……したくは無いのです。
もし、その人が幸せそうにしているならば……私はまた、ありすちゃんの時の様に……嫉妬で狂ってしまいそうですから……。
107:名無しNIPPER[saga]
2016/12/15(木) 16:24:12.38 ID:koJc3+000
「お疲れ様……でした。今日は、ありがとうございました」
そう言って私は……智絵里さんに頭を下げます。思えば、彼女にも申し訳無い事をしてしまいました。
108:名無しNIPPER[saga]
2016/12/15(木) 16:24:39.81 ID:koJc3+000
「止めて下さい……そこまで言われる程……私は何もしていません……」
しかし、今の私には……優しく気遣われても、こんな返ししかできません。
109:名無しNIPPER[saga]
2016/12/15(木) 16:25:23.42 ID:koJc3+000
「大丈夫です……私は至って、健常ですから……」
もう視線を合わせるのも億劫になり、私はまた、壁に頭を預けて上を見ます。
110:名無しNIPPER[saga]
2016/12/15(木) 16:26:02.95 ID:koJc3+000
「嘘……ですか?」
「はい、嘘です。文香さん……全然大丈夫そうには見えません。何か……無理をしてるんじゃないですか?」
111:名無しNIPPER[sage]
2016/12/15(木) 16:49:00.78 ID:cazv2ajJo
智絵里が健全…冗談だよねww
天使という名の堕天使囁き、まゆの堕天使の例えも正しい気がしてきた
ありすが噴火と言うなの火を点け、智絵里がそれを爆発させると…文香は怖いタイプかも
112:名無しNIPPER[saga]
2016/12/15(木) 18:47:42.36 ID:koJc3+000
でも……私はこの手を……取ってしまってもいいのでしょうか……?
智絵里さんが持ち掛けた提案は、確かに魅力的……ですが、私が抱えている問題において、彼女は全く関係が無いのです。
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