過去ログ - 鷺沢文香「マーキング」
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11:名無しNIPPER[sage]
2016/11/30(水) 12:58:32.77 ID:BZimVr26o
三人称が良かったのに


12:名無しNIPPER[saga]
2016/11/30(水) 13:54:00.63 ID:irO300yP0
Sさんとは……叔父の書店で偶然出会った間柄でした。その時のSさんは偶々本を買いに来たただのお客さんで……当然ですが、私も店番をしていただけの……平凡な学生でした。


しかし、その出会った翌日に……また書店に訪れたSさんは商品も持たずに、その日も店番をしていた私の前に現れ、こう告げたのです。

以下略



13:名無しNIPPER[sage]
2016/11/30(水) 17:58:31.56 ID:shY1OnfTO
機体


14:名無しNIPPER[sage]
2016/11/30(水) 18:57:56.91 ID:i6sNQ8ISo
待ってた
今回は同なるんやろ


15:名無しNIPPER[sage]
2016/11/30(水) 21:07:14.63 ID:h041Fw4GO

遠慮は無用。続きをどうぞ。


16:名無しNIPPER[saga]
2016/11/30(水) 23:29:56.92 ID:Z+f8FqL10
けれども……私にとって、アイドルという存在はとても手の届かない、遠い別世界の様なものでした。


テレビや雑誌で見かける様な華やかで煌びやかな世界……どう考えても、地味な存在の私には不釣合いだと思ったのです。

以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/11/30(水) 23:33:37.92 ID:Z+f8FqL10
そんなSさんに対して……私は答えでは無く、悩みや不安を打ち明けたました。


『私の様な者をアイドルにスカウトして頂いたのは光栄ですが……何分、そういった事には不慣れなものですので……迷惑を掛けてしまうのではないでしょうか……?』と。

以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/12/01(木) 12:52:06.90 ID:Qm1rwSts0
それからというものの……私の人生は目まぐるしく変わっていきました。


Sさんは思った以上に優秀な方だったようで……彼の主導の下、私はどんどんと顔を売れる様になりました。

以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/12/02(金) 05:25:07.71 ID:Vc7sI3Jo0
アイドルとしての思い出を辿ると……そこにはいつも、Sさんがいました。どんな些細な場面を思い返しても……必ずといっていい程、Sさんは私の傍にいました。


まるで……あの人はしおりの様な存在です。アイドル鷺沢文香という本に挟まれたしおりの様……読み返すには、無くてはならないもの。

以下略



20:名無しNIPPER[sage]
2016/12/02(金) 08:24:53.69 ID:ljjnSpWDO
このシリーズは病んでからが本番


21:名無しNIPPER[saga]
2016/12/02(金) 14:43:11.93 ID:EDaiBFTo0
「こうして事務所に顔を出してくれるのは嬉しいですが……無理はなさらないで下さい。最近は鷺沢さんも売れてきましたし……これからはもっと忙しくなってくると思います。なので、休める時にはしっかりと休養を取って下さい」


「あっ、はい……お気遣い、ありがとうございます……」

以下略



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