過去ログ - 喜多見柚「ナイショのお願いゴト」
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2: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/02(金) 12:33:04.48 ID:DTT4zndz0
 「ね、Pサン。アタシの誕生日のお願いゴト聞いてくれる?」 
  
 Pサンが持ってきた誕生日プレゼントはひとつだけお願いを聞くってものだった。 
  
 もちろん俺にできる範囲でだけど……なんて言われちゃったけどね。 
3: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/02(金) 12:34:29.86 ID:DTT4zndz0
 言った、言っちゃった。 
  
 口からその言葉が出た後、アタシの中の空気が全部出て行っちゃうような感覚がした。 
  
 柚がしぼんじゃうー! 
4: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/02(金) 12:36:56.50 ID:DTT4zndz0
 「アタシね、Pサンに出会えたこと運命だと思ってるし、奇跡だと思ってるんだ」 
  
 「退屈なアタシに神様がくれた、クリスマスプレゼントだーってずっと思ってる!」 
  
 たくさん言葉がこぼれてく……柚の本心が外にいっぱい出て行く。 
5: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/02(金) 12:37:44.54 ID:DTT4zndz0
 「アイドルになってから毎日が面白かったんだ」 
  
 「楽しいことだけじゃなくって……つらいことや悲しいこともたくさんあったけど」 
  
 「それも含めて、全部面白かった!」 
6: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/02(金) 12:39:06.70 ID:DTT4zndz0
 「アイドルになってたくさんの仲間にも会えて……いっぱいのファンもできて……アタシ、毎日が面白くて楽しいんだー♪」 
  
 「こんな毎日がずっと続けばいいのって思ってるくらい!」 
  
 あのままのんびり学生を続けても、こんな気持ちには絶対なれなかったはず……ううん、なれなかった! 
7: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/02(金) 12:40:14.53 ID:DTT4zndz0
 「ね、Pサン……実は柚、もう一つだけお願いがあるんだけど……いい?」 
  
 ……うん、今ならきっと言えるはず。 
  
 こんなにも幸せになれるってわかったんだから……だから、きっと言えるはず。 
8: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/12/02(金) 12:42:05.66 ID:DTT4zndz0
 「……」 
  
 「……柚ね、Pサンに見つけてもらってホントによかった!」 
  
 「星の数だけ女の子がいるのに、アタシを見つけてくれてホントにありがとね、Pサン!」 
9: ◆6QdCQg5S.DlH[saga sage]
2016/12/02(金) 12:46:30.16 ID:DTT4zndz0
 柚誕生日おめでとう。 
 クリスマスの日に出会った柚が12/2誕生日の15歳だったんだから、きっとあのときの柚は中学3年生で、部活も終わって、受験勉強も本格的に始まって退屈だった時にPとであったんじゃないかなーって思いました。 
 公式で学年の言及あったらごめんなさい。 
  
 誤字脱字、コレジャナイ感などはすいません。読んでくださった方ありがとうございました。 
10: ◆6QdCQg5S.DlH[saga sage]
2016/12/02(金) 12:49:25.47 ID:DTT4zndz0
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11:名無しNIPPER[sage]
2016/12/02(金) 21:44:07.41 ID:jIx5HVyfo
 乙乙 
  
 乙女柚カワイイ 
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