161: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/23(金) 23:38:24.62 ID:98IHJeJGO
「…で、だよ」
「ん…」
「…これから、何処行けば良いの?」
162: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/23(金) 23:39:28.27 ID:98IHJeJGO
皆が散り散りになる中、卯月は当てもなく彷徨っていた。
ただ、暴走は止まった。
今は身体の疲れもなく、体調もすこぶる良い。
163: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/23(金) 23:40:37.29 ID:98IHJeJGO
「ん…」
「ん」
その頃二人は、途方もなく歩く事を一旦止め、早速アマネの握ったおにぎりに手を伸ばした。
164: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/23(金) 23:41:28.45 ID:98IHJeJGO
「…ん?」
「何?」
「…あれ…」
165: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/23(金) 23:42:19.26 ID:98IHJeJGO
「…!」
だが今の未央は、今までのそれではない力があった。
彼女が、怒りよりも、悲しみよりももっと大きく兼ね備えていたもの。
166: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/23(金) 23:43:18.77 ID:98IHJeJGO
前に放ったもとは格段の威力の違い。
それが雨のように降り注げば、彼らになす術はない。
武陣と違い、肌をそのまま露出させているムカデにとってそれはまるで隕石。
167: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/23(金) 23:44:18.12 ID:98IHJeJGO
「…な、何…?あれ…?」
「…?」
突然止まった未央の動きに、何があったのかと目を小さく開ける美嘉。
168: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/23(金) 23:45:33.39 ID:98IHJeJGO
…。
ゆっくりと、降りる。
蜘蛛の怪人は、こちらを見据えるだけで、何もしない。
169:名無しNIPPER[sage]
2016/12/23(金) 23:59:48.60 ID:S1FVXzbeo
乙
ジャーク将軍相変わらずの理想の上司っぷり
凛が文字通りのアンデット化したのか…某所でメガレンジャー配信思い出したけど、これもまた青春か(ハッピーエンド)かは別にして
170: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/12/24(土) 00:00:17.37 ID:uEFUG7vMO
続きまたそのうち書きます
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