14:名無しNIPPER[sage]
2016/12/07(水) 21:33:38.78 ID:Tj5uyqVVo
つまんね
15: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2016/12/07(水) 21:34:22.31 ID:Q/KsUm3o0
とにかく、やってしまったのだ。
過ぎ去ったことを後悔しても仕方がない。
問題は、ここからどう振る舞うかだ。
幸子とプロデューサーが関係を持ってしまったからとて、大衆にバレなければスキャンダルにはならない。
16: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2016/12/07(水) 21:36:35.95 ID:Q/KsUm3o0
まさか、また記憶喪失か?
こたつに置かれていたテレビのリモコンを取り、電源ボタンを押すと、ちょうど朝のニュース番組が放送されている。
表示された日付は、
「2016年……? 11月13日……?」
17: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2016/12/07(水) 21:41:15.02 ID:Q/KsUm3o0
よし、こうしよう。
昨日のあれは夢。今は記憶喪失。
つまり俺は9月13日から2ヶ月間、記憶をなくしてしまっていただけなのだ。
その間に家は引っ越し、酒の趣味も変わったのである。
18: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2016/12/07(水) 21:43:08.92 ID:Q/KsUm3o0
幸子はそれでもまだぐずぐずと不満を口にしていたので、「せめて朝飯くらい食べてくか?」と言ってみると、不満が止まり、「はい」と短く返ってきた。
米を炊く時間はなかったが、冷凍ご飯を見つけたのでそれをレンジで温め、ついでにウインナーと卵をフライパンで焼く。
こたつで向かい合ってそれらを黙々と食べていると、ちょうど幸子が箸を置いたところでチャイムの音が聞こえてきた。
19: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2016/12/07(水) 21:49:10.35 ID:Q/KsUm3o0
目の前にはノートPCがあった。
手前には飲みさしの缶コーヒー、そして山と積まれた書類。
執務室の照明は灯っているが、窓の外は暗く、妙に静かであることから、今が夜中であることが察せられた。
20:名無しNIPPER[sage]
2016/12/07(水) 21:52:44.44 ID:vg+9ShdSo
読みづらすぎだわ
出直してこいカス
21: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2016/12/07(水) 21:54:09.20 ID:Q/KsUm3o0
……ここは本当に、俺の執務室なのか?
仕事用のデスク、ノートPC、書類棚、観葉植物。
来客用のガラス机と、対面に置かれたブラウンのソファが一組。
22:名無しNIPPER[sage]
2016/12/07(水) 21:58:46.50 ID:ob59XhT6o
まずモバをつけない時点で「あっ…」ってなる
23: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2016/12/07(水) 21:58:57.34 ID:Q/KsUm3o0
フォルダに置かれた画像ファイルをビュアーで開くと、並ぶ三人娘の姿が現れた。
各々が特徴的なポーズを取り、ラッピングされたチョコレートを持っている。真ん中は幸子だ。
おそらくこれはバレンタインイベント用の販促ポスターだろう。
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