過去ログ - P「輿水幸子は無数に存在する」
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92: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2016/12/09(金) 22:37:21.80 ID:9ecZiZ/N0
「……どうするって?」

「さっき、自分で言ってたじゃないですか。色んな世界への旅は、やりたくてやってることじゃないんですよね。元の世界には、戻りたくないんですか?」

 戻りたい。
以下略



93: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2016/12/09(金) 22:39:18.96 ID:9ecZiZ/N0
「プロデューサーさん?」

「……戻りたくないと言えば嘘になるが、すでに諦めているんだよ。お前には関係のない話だろうし、気にするな」

 俺が言うと、幸子は僅かに眉間へ皺を寄せた。
以下略



94: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2016/12/09(金) 22:42:05.36 ID:9ecZiZ/N0
「ん? じゃあ幸子はどうして事務所に来てるんだ?」

「あ、そ、それは、そのー、ですね」

 と、所在なげに机へ置かれた小箱へと視線を落とす。
以下略



95: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2016/12/09(金) 22:43:56.29 ID:9ecZiZ/N0
「とにかく! ほら、カワイイワタシが暇をしてるんですよ! プロデューサーさん、こういう時はどうすべきか、わかってますよね」

「……ずるいよなあ、それ」

 プロデューサーだからな。そう言われると弱いんだ、俺は。
以下略



96: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2016/12/09(金) 22:46:16.50 ID:9ecZiZ/N0
読んでる方いますか?
すみません、少し休憩します。

23時頃にまた再開。


97:名無しNIPPER[sage]
2016/12/09(金) 22:50:05.20 ID:2TNoLkBuO
いるぞー
待機


98:名無しNIPPER[sage]
2016/12/09(金) 22:52:52.02 ID:yuSpN/cyO
モバ付けろ先輩いるかなと思ってきたらやっぱりいて安心した


99:名無しNIPPER[sage]
2016/12/09(金) 22:58:31.53 ID:1q6JwBhso
あと二分か…


100:名無しNIPPER[sage]
2016/12/09(金) 22:58:57.32 ID:jfdeJJqDO
そろそろか?


101: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2016/12/09(金) 23:02:58.25 ID:9ecZiZ/N0
すみません、再開します。


102: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2016/12/09(金) 23:05:29.11 ID:9ecZiZ/N0
「じゃあ、元の世界のワタシのこと、思い出したら良いんじゃないですか?」

「簡単に言うよな、お前……」

 俺はすでに元の世界の幸子のことを忘れてしまっている。
以下略



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