過去ログ - 女「人様のお墓に立ちションですか」
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222:名無しNIPPER[saga]
2017/01/03(火) 21:29:35.95 ID:6/ci53PP0
先生「相手の飲酒運転が原因の交通事故だって聞いたけどね」

女「先生がお花を供えてくれたことと関係がありますか?」

先生「そうね」
以下略



223:名無しNIPPER[saga]
2017/01/03(火) 21:40:09.92 ID:6/ci53PP0
女「…………」

先生「それだけよ」

男「あの、死んでいるから花を供えるって、当たり前の話じゃないですか?生きてる間に机に花瓶を乗せる方がよっぽど残酷では」
以下略



224:名無しNIPPER[saga]
2017/01/03(火) 22:27:04.30 ID:6/ci53PP0
男「先生も酷すぎますよ!!女は31日にはこの世から完全にいなくなるんですよ!!」

先生「そうなの。まぁ、何十年前も何百年も前からトンネルや橋に取り付いている悪霊みたいになるよりはいいんじゃない?」

男「女もいいのかよ!」
以下略



225:名無しNIPPER[saga]
2017/01/03(火) 22:41:39.11 ID:6/ci53PP0
女「だから先生が今日なんと言おうと、私の中の先生は変わりません」

女「ふとした時に見せた悪い姿だけがその人の全てだと思ってはいけないと思うようになったんです」

女「放課後に何度も何度も相談に乗ってもらったのに、無茶な要求だけを聞いてくれなくて憎悪をしたり」
以下略



226:名無しNIPPER[saga]
2017/01/03(火) 23:31:47.92 ID:6/ci53PP0
先生「人の本性なんてものが本当にあるかもわからないものね」

先生「私だって、私の本性なんてわからないわ。あなたもそうでしょ」

女「自分で自分を良い人だと思う時もありますが、悪い人だと思う時もあります。だいたい負け越していますが」
以下略



227:名無しNIPPER[saga]
2017/01/03(火) 23:54:04.51 ID:6/ci53PP0
女「先生、幸せになってくださいね」

先生「うん。めげずに」

女「今幸せの絶頂なんじゃないですか?」
以下略



228:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 00:00:45.22 ID:G7ejXtln0
先生「ちょっとわるいんだけど、この子と二人きりにしてもらってもいいかしら?」

男「はい。外で待ってますね」

先生「外は危ないわよ。バスルームの中で待ってて。暖房もつけるから」
以下略



229:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 00:23:31.19 ID:G7ejXtln0
先生「おまたせ。彼、自分で音量あげてたわよ。やさしい男ね」

女「先生ほどじゃないですよ」

先生「私のやさしさは自分のためよ」
以下略



230:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 00:38:34.34 ID:G7ejXtln0
女「どうもこうも、見たまんま、普通ですよ」

先生「あなたが特に感激してくれた言葉があったじゃない。幸せを求めて他人に話しかけるんじゃなくて、幸せな時に人に話しかけなさい、みたいな。私のおばあちゃんの言葉なんだけど」

女「はい。だいすきな言葉です」
以下略



231:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 00:57:32.21 ID:G7ejXtln0
先生「掴みづらい子よね。一見礼儀正しそうだけど、実はそんなことなさそうっていうか」

女「そうなんですよ!!不真面目どころか、不謹慎の塊で、変態です!」

先生「不謹慎の塊で、変態」
以下略



232:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 01:21:37.33 ID:G7ejXtln0
女「本気で言ってるんですか!?」

先生「あなたこそ本気でわかってないのかしら」

女「好き…好きとはなんでしょう…寝袋の変態不謹慎ニートが気になることが、好きということ…??」
以下略



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