過去ログ - 男「叙述トリック」
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143:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:21:37.38 ID:+JFJbmCO0
次の女さんの行動はおそらく…

女「私が知らなかったのよ!男友がペースメーカーを入れているなんて…!私の行動が男友に負担をかけてたなんて…ごめん…ごめんなさい」

そう,こうくるだろうと思っていた。
以下略



144:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:22:33.44 ID:+JFJbmCO0
だからこそ僕は切り札をだす。僕が偽造した手紙だ。

男「これは男友が僕に宛てた手紙。この手紙に決定的なことが書いてあったんだ。それは…」

女「…ふふっ」
以下略



145:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:23:07.34 ID:+JFJbmCO0
女「あははははははははははははははは!」

男「何がおかしいの?」

女「なんで私が遅刻してきたか分かる?」
以下略



146:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:24:05.40 ID:+JFJbmCO0
女「あなたの妹に頼んで,あなたの部屋に入れてもらったのよ。そしたら机の引き出しからこんなものが出てきた」

女さんが出したそれは,間違いなく男友が書いた手紙だった。

持ち歩くのは危険と思って,家に置いてきたのが裏目に出た!
以下略



147:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:24:59.37 ID:+JFJbmCO0
絶望的だ。

そもそもなぜ女さんがプロバビリティの殺人方法を選んだか,僕には分かる。

いつ殺せるか分からない代わりに,殺人の証拠が出てこないんだ。
以下略



148:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:25:54.43 ID:+JFJbmCO0
一旦手紙をバッグにしまう。

男「女さん」

女「なに?」
以下略



149:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:26:34.66 ID:+JFJbmCO0
男「…」

女「もう言うことはないかしら?私も暇じゃないからね。帰らせてもらうわ」

男「待ってくれ!」
以下略



150:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:27:23.76 ID:+JFJbmCO0
急いで追いかけようとすると,店員に引き留められた。

中国人店員「オキャクサマ,オカイケイガマダデスガ」

お前は友小説1話に出てきた中国人店員!?
以下略



151:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:28:04.74 ID:+JFJbmCO0
だが

中国人店員「ソウイウワケニハ,イカナイ」

男「なぜですか」
以下略



152:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:29:14.53 ID:+JFJbmCO0
男「というか離してください」

中国人店員「オンナノヒトガ,ミエナクナルマデ,ハナシマセン」

ここで女さんを逃がしてしまうと,女さんの足取りがつかなくなる!
以下略



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