過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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277: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/02(月) 14:40:40.06 ID:kyvdl/RT0

アルス「次は 外さないぞ!」

*「グゴヒャヒャヒャ!! 俺は死なん! おまえらごときに これ以上の 邪魔はさせんぞォ!」 

以下略



278: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/02(月) 14:41:14.40 ID:kyvdl/RT0


少年が少女を背中から抱き、その腕を両手にからめとる。

マリベル「……っ!!」
以下略



279: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/02(月) 14:41:40.45 ID:kyvdl/RT0

サイード「どうやら 終わったようだな。」

悪魔の断末魔が響き渡った後、辺りを覆っていた黒いモヤも次第に薄れ、地下は透き通った水面と澄んだ空気に包まれていった。

以下略



280: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/02(月) 14:42:08.44 ID:kyvdl/RT0

少女たちが井戸の前に戻ってきた時には既に日は暮れ、物悲しく町の景色を朱に染めていた。

今は昼に会った老婆もいない。

以下略



281: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/02(月) 14:42:36.73 ID:kyvdl/RT0

そうして町長の家の前で青年と別れた少女たちは再び世界樹のもとへとやってきた。

少女の手にはまだ包まれたマントが乗ったまま。

以下略



282: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/02(月) 14:43:31.46 ID:kyvdl/RT0

少年と少女は妖精の見守る中、世界樹の根元に小さな墓をこしらえ始めた。
墓とは言っても墓石のようなものはなく、ただ穴を掘って十字に縛った枝を刺しただけの粗末なものだったが、
一つ一つ丁寧に、労わる様に作っていった。

以下略



283: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/02(月) 14:51:51.30 ID:kyvdl/RT0

サイード「戻ったか アルス マリベル。お父上が 首を長くして待っていたぞ。」

町へと戻ってきた少年と少女に砂漠の民の青年が駆け寄る。

以下略



284: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/02(月) 14:52:29.61 ID:kyvdl/RT0

サイード「そうか… 噂には聞いていたが おまえたちの旅は なにかと想像を絶するものだったんだな。」

夜も更け町が静かになった頃、それとは反比例するかのように宿のラウンジは盛り上がりを見せていた。

以下略



285: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/02(月) 14:53:09.51 ID:kyvdl/RT0

サイード「あれだけあった 生命の水が ほとんど 空だな…。」

生命の水と呼ばれるその液体は水の綺麗なこの地方ならではの名産として古くから伝えられている麦を使用した飲み物だった。
生成される過程で蒸留を繰り返すことで非常に“きつく”なるのだが、水を加えることで香りや味わいが花開き、複雑で繊細な顔を見せる。
以下略



286: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/02(月) 14:53:41.56 ID:kyvdl/RT0

マリベル「つまんないのー もうちょっとで あいつの 秘密を暴けると思ったのにー。」

アルス「マリベルも 意地悪だなあ。」

以下略



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