過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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42: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2016/12/24(土) 11:42:44.45 ID:8lPBK+pa0
昼過ぎ。

食事を終えて茶を飲み終えた頃、たっぷりと王の百面相を堪能した三人は港に戻ろうとしていた。

その帰りがけ、王が少年を呼び止めて小声で言う。

コスタール王「最初に 会った時から 見込みのあるコと 思っていたけど 予想以上に 大物だね あのおじょうさんは。」

アルス「……そうですね。まさか あの場で あんな風に言うとは 思いもしませんでした。」

コスタール王「そういうところにも 惹かれてるんでしょ? アルスくん。」

アルス「…!」

コスタール王「気づかれないとでも 思ったかい? なめてもらっちゃあ 困るな。わっはっはっ!」

そんなやり取りの後、王は帰ろうとする少年をまたも引き止め、カジノの特別会員証と何やら同じような材質でできた濃いピンク色の紙を手渡した。

そこには王の直筆でこう書いてあった。


“超とくべつ会員証”


アルス「…………………。」
アルス「陛下 これは……。」


コスタール王「いやあ 平和っていいよね!」


王はそれだけ言うと高らかな笑い声と共に踵を返して玉座の間の方へと歩いて行ってしまった。

何か言いたげな表情のまま固まっていた少年だったが、
出口へと続く階段の上から少女がひょっこり顔を出して呼んできたため仕方なく足早に退出するのだった。



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