過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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429: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/06(金) 20:23:52.96 ID:QSmDR/W/0

マリベル「サイード 行きましょ。」

サイード「ん? ああ。」

そうして二人は黒づくめの集団の方へと歩き出す。

*「貴様 今の話を聞いていたのか!」

すかさず呪術師の一人が叫び、二人の動きを止める。

マリベル「うるさいわねえ。あんたたちの 目的はわかったから さっさとそこを 通しなさいよ。」
マリベル「もう一度言うわ。あたしたちは 大事な用があるのよ。」

*「この……!」

*「まあいいだろう その代わり……。」



[ 呪術師Aは メラを となえた! ]



サイード「っ……!」

呪術師は少女を指さすとそこから小さな火球を放つ。

*「われわれを 倒せたならな。」

マリベル「…………………。」

*「むっ?」

それを片手で弾き飛ばし、少女は再び前進する。

マリベル「なによ。そんな ちんけな呪文で あたしを ビビらせるつもりだったの?」

*「こいつ ただの小娘では ないようだな……。」

マリベル「わかったから そこを どきなさい。邪魔なのよ。」

*「ぐっ… 皆の者!」

呪術師の一人が叫ぶとさらにその後ろから何人かが出てきて少女を取り囲む。

マリベル「……やり合おうって言うの?」

*「ふんっ 女をいたぶるほど 落ちぶれちゃいない!」

*「もし おまえが われわれよりも 優れた魔法使いであれば ここを 通してやろう。」

マリベル「ふーん? で あたしは どうすれば いいわけ?」

*「ルールは簡単だ。われわれの中から その道の スペシャリストを出す。」
*「おまえが その者たちよりも 優れた力を 示せたらば 勝ちだ。」

*「かわいそうだから だれか 一人にでも 勝てたら 特別に通してやってもいいぞ。」

マリベル「あら? ずいぶん お優しいじゃないの。」

*「ふっふっふ。それだけ おまえとの 差は 歴然ということだ。」

マリベル「はいはい。それじゃ 外までいくわよ。」
マリベル「ここじゃ 床が ボコボコになっちゃうわ。」

そう言うと少女は踵を返し、青年と少年を残して歩いて行ってしまう。

*「…………………。」
*「生意気な 娘だ……!」

*「言わせておけ。どうせ われらの勝ちは目に見えている。」

*「そ…そうだな……。」



マリベル「いつまで グズグズしてんのよ? レディを 待たせる気?」



少女は呆れた顔で冷たく吐き捨てるように言った。





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