過去ログ - 【DQ7】マリベル「アミット漁についていくわ。」【後日談】
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430: ◆N7KRije7Xs[sage saga]
2017/01/06(金) 20:25:12.90 ID:QSmDR/W/0

マリベル「さっさとしてよね。こっちは 病人がいるのよ。」

神殿の敷地から外にやってくると、少女は腰に手をあてて呪術師の集団を睨む。

*「きさまらの 都合は知らん。本気で 邪魔をするつもりなら 暴力もいとわんぞ。」

マリベル「脅しはいいから 始めるわよ。まずは どいつかしら?」

*「減らず口を…… おい!」

*「…………………。」

無口な呪術師が前に立ち、少女と対峙する。

*「そいつは ギラ系の 専門家だ。まずは お手本を 見せてやろう。」

リーダーと思わしき人物が余裕をにじませた声で言う。

*「…………………。」

[ 呪術師Bは ベギラゴンを となえた! ]

無口な呪術師が呪文を唱えると目の前の足元から二本の火柱が現れ、前方で交差した。

するとその地点から真横一列に巨大な火柱が飛び出し、辺りの地面を焼いていった。

*「…………………。」

*「今のは ギラ系の 上級呪文 ベギ……。」

マリベル「ベギラゴン。」

*「…………………!」

*「なにぃっ!?」

リーダーの呪術師が説明を終える前に少女は同じ呪文を簡単にやってのける。

マリベル「……はあ。」

それもため息をするかのように。

*「くっ 今のはほんの序の口よ! 次だ!」

*「ハッ。」

リーダーに促され、背の高い男が前に出る。

*「そいつは バギの使い手だ! 驚いて 腰を抜かすなよ?」

“まだまだ勝機はある”と言いたげにリーダーは言う。

*「はああっ! バギクロスっ!!」

大きな掛け声と共に四本の巨大な竜巻が現れ、少女の前までやってくる。

マリベル「あぶないじゃないの!」

[ マリベルは バギクロスを となえた! ]

*「なんだって!」

少女は咄嗟に同じ呪文をぶつけて竜巻をかき消してしまった。その様子を見て思わず男は声を荒げる。

*「くっ… これも 引き分けか……!」
*「次だ!」



*「はい。」





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